4年間の学びの流れ
スポーツを360°科学する
導⼊教育では、視野を広げることを主眼に、幅広い知識に触れることができます。3年⽣からは各⾃が選択したコースに分かれ、コースごとの特徴ある取り組みや資格取得に向けた学習に取り組みます。4年間を通じ、講義と演習(実験・実技)、実習がバランスよく配置されています。
1・2年次
1年次:スポーツ科学の知識
スポーツに関する基礎知識や各種目の体験から、スポーツ科学を学ぶ基盤をつくります。
2年次:スポーツ実技・指導力
各スポーツの指導法や障害者スポーツなど、スポーツ科学の専門的な分野を学び始めます。
視野を広げる必修科目群―― スポーツ科学の学習基盤を形成
トレーニング科学
科学的なトレーニングの種類や方法について学ぶとともに、対象に応じたトレーニングプログラムを立案できる力を身につけます。
スポーツ生理学
健康、競技などの目的に合わせて身体能力を高め、維持するための効果的な方法を知り、スポーツ現場での実際の指導につなげます。
障害者スポーツ論
各障害についてその原因や症状や特性について理解し、障害のある人々のスポーツの実際について学びます。
ほか対応する科目
スポーツ社会学/ふくしスポーツ論/スポーツ科学入門/スポーツ哲学
Pick Up講義
スポーツ科学演習
3年次・4年次
3年次:社会人としての実践力(コース選択)
3年進級時にそれぞれの進路希望や興味関心に応じて、「ふくしスポーツ」「スポーツ教育」「トレーニング科学」の3つのコースに分かれて、ゼミを選択します。
コースの特徴ある取り組み例
ふくしスポーツコース/パラスポーツイベント企画/スポーツ教育コース/学校でのフィールドワーク/トレーニング科学コース/スポーツ施設でのインターンシップ等
4年次:卒業論文
具体的な進路の実現に向けてこれまで得た知識や技能をもとに、より高度な実践力を体得するとともに卒論を執筆します。
5月 教育実習(中高)
9月~ 障害児教育実習
11月~12月 各種資格試験・登録手続き
12月 卒業論文提出
卒業論文のテーマ(一例)
- スポーツ報道における、ステレオタイプ化された人種のイメージに 関する研究~サッカーワールドカップの報道を事例に~
- ハンドボールの競技力を効果的に高める指導法に関する研究 ―日本と強豪国の指導を比較して―
- Bリーグのチーム運営とファン獲得戦略に関する研究
専門実技17種目・スポーツ指導法演習13種目
―― 4年間で学びたいスポーツを選べる
専門実技は「できる」だけでなく、競技のルールや歴史を「わかる」こと、プレイの観察やチームメイトへの声掛けなど「かかわる」ことを通じ、スポーツの楽しさを体験的に理解することを重視しています。スポーツ指導法演習では、人間の発達に基づいた系統的な指導法を身につけることを目的としています。幅広い競技種目について体験的に学ぶことで、多様な場面での対応力を培います。