教育・心理学部 お知らせ
トップページ 教育 学部・学科・大学院 教育・心理学部 教育・心理学部 お知らせ 【こども学科】保育園児が五感で楽しむ「泥んこ体験」を実施
【こども学科】保育園児が五感で楽しむ「泥んこ体験」を実施
2026年6月18日、教育・心理学部の江村学部長とゼミ生ら6名は名古屋市立烏森保育園を訪問し、園児を対象とした「泥んこ体験」を実施しました。
当日は、学生たちが朝から準備を行い、ブルーシートを敷き詰め、粉状の粘土をグループごとに分け、水を入れたペットボトルなどを配置。子どもたちが安全に思い切り遊べる環境を整えました。
今回使用したのは、陶芸などにも使われる「蛙目(がいろめ)粘土」。通常の土や砂よりも粒子が細かく、さらさらとした感触が特徴です。
子どもたちはまず、手で粉を触りながら、そのきめ細かな感触を楽しみました。そこへ少しずつ水を加えていくと、粉が粘土へと変化。さらに水を加えると、今度は泥状になり、つるつると滑らかな感触へと変わっていきますが、子どもたちは歓声を上げながら、泥の変化を全身で感じていました。手だけでなく腕や足にも泥をつけ、友達と一緒になって感触を確かめる姿が見られました。
烏森保育園では普段から泥遊びや水遊びを取り入れていますが、今回は大学生も加わり、より大きな規模で、思い切り遊べる機会となりました。学生たちも子どもと一緒に泥に触れながら、「どうすればもっと楽しめるか」「子どもたちが次は何をしたいと思っているか」を考え、遊びを支えていました。
江村学部長は、「この10年ほどで、新型コロナウイルス感染症の影響や夏場の高温化などにより、子どもたちが屋外で思い切り遊ぶ機会は減少しています。また、家庭でも「汚れ」に対する抵抗感から、泥遊びなどを経験する機会が少なくなっています」と話します。
一方で、泥遊びには、感触の違いを楽しみ、友達と関わりながら自由に表現するなど、子どもの育ちにつながるさまざまな要素が含まれています。何より、全身を粘土や泥にまみれそれを洗い流すという開放感は何ものにかえがたい経験となります。今回の活動は、子どもたちにとって貴重な体験の機会となっただけでなく、将来保育者をめざす学生たちにとっても、子どもの主体的な遊びを支える保育のあり方を学ぶ実践の場となりました。


