教育・心理学部こども学科の工藤ゼミが運営する子ども食堂「ふらっとHOME」が、愛知県社会福祉協議会ボランティアセンターの「子ども食堂マップ2024年度版」に掲載されました。また、2025年1月発行予定の冊子版にも掲載される予定です。

工藤ゼミでは、「インクルーシブ保育」をテーマに、子どもも保護者も誰も排除されない居場所づくりに取り組んでおり、「ふらっとHOME」はその実践の場となっています。学生たちは、子どもたちの遊びや学びの支援だけでなく、保護者が安心して息抜きできる空間づくりにも力を入れています。保護者との交流を通して、現場で求められる視点や関係づくりを在学中から体験できる貴重な機会となっています。

活動は毎月第2金曜日に「学習支援と遊び」、第3土曜日に「遊び場」を開催。イベントでは、夏祭りや映画鑑賞、運動会など、子どもたちが笑顔で過ごせるよう工夫された内容が展開されています。

※スケジュール・内容は変更になる場合があります。

今の社会には、子育ての悩みを気軽に相談できなかったり、頼れる居場所が見つけにくかったりする現状があります。そうした社会的背景を知り、「子どもに関わる仕事に就くとはどういうことか」を学生自身が考え続けることが、このゼミの大きな目的のひとつです。こども学科では、こうした学外活動を通じて、現場のリアルを体験しながら、保育士や子ども支援の専門職として、社会にどのように関わることができるかを模索しています。