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東奥学園高等学校と教育連携・交流協定を締結しました
2026年9月25日、青森県の学校法人東奥学園 東奥学園高等学校との間で教育連携・交流協定を締結いたしました。地理的な距離を超えて結ばれた本協定は、これまで両校が積み重ねてきた福祉教育での密接な交流を一層発展させ、高大連携による実践的な学びと地域社会の持続可能な発展に貢献することを目的としています。締結式には東奥学園高等学校の髙橋秀親校長と本学の原田正樹学長が出席し、互いの知見と教育資源を活かした包括的な教育パートナーシップの構築に向けて協定書に署名を行いました。
本学は創立70周年を機に”Well-being for All”を宣言し、「真実と慈愛と献身」の精神のもとで一人ひとりの幸せと持続可能な福祉社会の実現に向けた教育研究を展開しています。東奥学園高等学校は「知・情・意の調和のとれた人間の育成」という精神を「東奥魂」として受け継ぎ、「一人ひとりの生徒に寄り添い、多様な教育の機会へつなぐ」ことを教育の根幹としています。両校に共通するのは、知識の修得にとどまらず、多様な人々が互いに尊重し合い支え合う社会の担い手を育むという理念です。この志の共鳴が、今回の協定締結の基盤となっています。
協定における取組項目
1「多様化学校における教育実践・学習支援」
大学の知見に基づく授業公開や講義・研修の実施や探究学習の支援
2「本学学生の教育活動への多面的支援」
教育実習や学校インターンシップの受け入れ
3「教育モデルの共同研究および社会発信」
生徒の自己理解・社会参画意識の向上と、多様化学校における教育モデルの研究・発信
4「高大接続教育および入学後教育の推進」
DE&I教育プログラムの提供をはじめとした同校生徒に対する大学への接続教育の実施
未来を共に育む
東奥学園高校の髙橋秀親校長は「日本福祉大学から提供された学びの機会を、福祉科にとどまらず学校全体へと広げ、一人ひとりの個性や資質を伸ばす教育へと昇華させたい」と期待を込めました。本学の原田正樹学長は、「これまでの連携の積み重ねを足掛かりとして、協定を機に、学部や学科の枠を超えて両校が手を携え、2040年代の未来を担う若者を共に育んでまいりたい。人口減少や社会課題に直面する時代において、地域を大切にし、AI時代を切り拓く人材を創出していきたい」と決意を新たにしました。
学びの円環
協定締結に至るまでに、両校は福祉教育や高大連携を軸とした共創事業を展開してきました。その取り組みの一つが、本学原田正樹学長による特別授業です。本年5月に「地域共生社会とDE&I」をテーマに同校福祉科の生徒へ講義を行い、地域における支え合いやダイバーシティ(多様性)・インクルージョン(包摂性)・エクイティ(公正性)の重要性について解説し、生徒たちが地域における相互扶助や公正性について主体的に考える機会となりました。
2024年には、教員を目指す本学社会福祉学部の学生6名と同校福祉科の生徒23名が共同し、小中学生向け福祉・介護魅力発信リーフレット「わたしたちの生活と『ふくし』」を制作。身近な生活の中にある「ふくし」を子どもたちにわかりやすく伝える工夫を重ねました。完成した8ページのリーフレットは、独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)の助成を受け、青森市内の小中学校へ配布され福祉教育に役立てられています。
また、同校で学んだ中村琴音さんが本学に進学し、社会福祉学部3年生となって福祉科教員と社会福祉士の両方を目指して学びを深めていることや、本年度、同学部を卒業した黒木幸雄さんが福祉科の教員として着任するなど、高大連携を通じた学びの円環が結実しています。
両校の志を胸に、多様性を尊重し、地域社会の発展に貢献する人材育成に邁進してまいります。
本学原田正樹学長(中央左)、小林洋司 社会福祉学部准教授(左から3人目)と関係者
東奥学園高等学校
校 長:髙橋秀親
創 立:1931 年
所在地:青森県青森市勝田2丁目11-1



