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里親支援センター等人材育成プログラム スペシャルフォーラムを開催しました
令和8年2月11日(水・祝)、大手町プレイスホール&カンファレンスにて、「令和7年度 里親支援センター等人材育成プログラム スペシャルフォーラム(こども家庭庁補助事業)」東京会場を開催しました。
本事業は、日本福祉大学がこども家庭庁の補助を受け実施する人材育成プログラムであり、オンデマンド講義、全国8都市10会場での対面演習、そして福岡・大阪・東京の3会場でのフォーラムによって構成されています。オンデマンド講義には約1300名、対面演習には約350名、そして、このフォーラムには3会場あわせて500名を超える申し込みがあり、里親支援への高い関心が寄せられました。
フォーラムのテーマは3会場共通で
「こども“どまんなか”未来をひらく ~実践から学び、広げる里親支援と人材育成~」。
詳細は特設サイトをご覧ください。
開会にあたり、日本福祉大学学長・原田正樹より挨拶があり、本学が開学当初から社会的養護やこども支援に取り組んできた歩みに触れながら、改正児童福祉法のもとで里親支援センターに求められる専門性と人材育成の重要性が語られました。
基調報告では、全国里親会理事・岩橋泉様に登壇いただきました。「里親支援センターに期待すること」をテーマに、里親は支援を受ける存在であると同時に支援の担い手でもあること、里親会と里親支援センターが補完し合う関係の大切さが示されました。
実践報告では、早稲田大学人間科学部の上鹿渡和宏教授がコメンテーターを務め、若林康一様(高鷲学園里親支援センターwith里親)、渡邊守様(キーアセット代表)より、センター立ち上げ期の取り組みや人材育成の工夫が紹介されました。チームづくりの課題や法人内外との連携など、現場に根差した実践が共有されました。また、本セッションでは、報告を受けての意見や問いかけを通して議論を深める機会となりました。
フォーラムディスカッションでは、「地域のニーズに応える里親支援とは」をテーマに議論が行われました。日本福祉大学福祉経営学部の河尻恵教授がファシリテーターを務め、こども家庭庁支援局家庭福祉課児童福祉専門官の福永佳也様、長野県こども・家庭課児童相談・養育支援室の井口真一様、全国乳児福祉協議会顧問の平田ルリ子様、キーアセット代表の渡邊守様、全国里親会理事の岩橋泉様、そして里親養育経験者が登壇しました。
議論では、措置か解除かという二分的な考え方ではなく、子どもの状況や家庭の状態に応じて段階的に支える支援の必要性が共有されました。学区を含めた地域とのつながりをどう守るか、実親支援や親子関係の再構築をどのように支えていくか、里親支援センターが調整役として果たす役割などについて、多角的な意見が交わされました。
公開討論会(フォーラムディスカッション)
福岡・大阪会場でも同テーマのもと公開討論会を実施しました。こどもの意見表明の尊重や予防的支援のあり方、解除後の伴走支援などが議論され、地域全体で支える仕組みづくりの必要性が共有されました。
里親支援センターには、リクルート、研修、マッチング、養育継続支援、自立支援、地域連携など、多様な役割が求められています。本フォーラムを通じて、制度の整備とともに、それを支える人材育成の重要性が改めて確認されました。
日本福祉大学は今後も、こども家庭分野の人材育成に取り組んでまいります。
なお、本プログラムのオンデマンド講義は、3月15日(日)まで申込・視聴が可能です。里親支援やこども家庭分野の人材育成に関心をお持ちの方は、ぜひこの機会に学びを深めていただければと思います。
(参考)関連リンク
本フォーラムにご登壇いただいた河尻恵教授および渡邊守様には、本学70周年事業の一環である「チャレンジファイル」でもご協力いただいています。あわせてご覧ください。


