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学生が内装等を提案した東浦町グループホームの完成見学会開催

レポート
2023年06月13日

6月7日、健康科学部福祉工学科建築バリアフリー専修の村井准教授ゼミに所属する学生が設計に携わったグループホーム(エイチユアース株式会社が運営)の完成見学会が行われました。※年内開所予定。

建設途中のグループホーム見学の様子

完成見学会には、村井准教授と4年生の学生3名(浅岡さん、碓井さん、墨さん)の他、設計を担当する株式会社A&Uの大橋社長および同社に在籍する本学卒業生の野々山諄篤さん、利用者や支援者が実際にどのような生活や介護をしているかを学生が把握できるように特別養護老人ホームメドック東浦を打合せの場としてご提供いただいた社会福祉法人成仁会の吉田理事長等が参加しました。

完成されたグループホームを見学した学生からは、「提案させていただいた内装のほとんどを採用してくださってとても有難く感じています。」、「住まわれる方の居室に個性を出せるよう、思い出の品やお気に入りのものを置いたりすることができる居室前の『作り棚(設え)』が採用されたのはすごく嬉しいです。」という声が挙がりました。

卒業生の野々山さんと学生たち
居室前の作り棚を見る学生たち

また、設計を手掛けたA&Uの大橋社長からは、「提案いただいたアイデアの中にしっかりしたと根拠が伴っていたことが採用に繋がったポイントです。」、「設計は大変なこともありますが、自分たちが手掛けたものを誰かが使ってくださるということは大変喜ばしいことであり、やりがいを感じることのできる仕事だと思います。次のステップに活かしてもらえたら嬉しいです。」と、激励のメッセージをいただきました。

A&U大橋社長から激励のメッセージ

成仁会の吉田理事長からも「これからは、福祉施設だけではなく、一般住宅にも福祉のエッセンスを加えた設計が求められてくると思います。皆さんの先輩である野々山さんのように、設計者という立場に立ったときにこれまで学んだ知識や経験を後輩たちに繋げていってもらえたら嬉しいです。」と、これから社会に羽ばたく学生に向け、期待を込めたメッセージをいただきました。

最後に、村井准教授からは「高齢者や子どもまで様々な人々の拠り所となる福祉施設は、地域にとっても大切な資源となります。今回のプロジェクトを通して、改めてそのことを強く感じました。」と述べられました。

グループホームの前で集合写真

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