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人

「ふくし」は人

在校生、卒業生、教職員など本学に関係する“人”をクローズアップします。

まちの魅力を発信する。
それがホテルの存在意義。

荒木 潤一さん

経済学部 1986年3月卒業
株式会社ホテルマネージメントジャパン
運営本部長 兼
神戸メリケンパークオリエンタルホテル
総支配人

経済学部WEBサイト

※所属や肩書は当時のものです。

 ホテルというのはレストラン・バンケット・宿泊という異種ビジネスが集約し各部門が連携して動く施設で、支配人の仕事も多岐にわたります。中でも私が最も重点を置くのは、ホテルの価値向上につながる施策の企画・実施です。例えば正面玄関の左右でお客様を迎える大きな鬼瓦は、阪神・淡路大震災で甚大な被害を受けて全壊した歴史ある旧オリエンタルホテルから、損傷を免れて受け継いだもの。まちの守り神として、また、古くから西洋文化の入口として最先端を走ってきた神戸の象徴として、2017年の神戸開港150年を機に設置しました。着任直後に行った客室リニューアルでは、四方のバルコニーを“アウトドアリビング”に改装しました。海と山どちらもすばらしい神戸の景観を、ゆったりと楽しんでいただけるように。神戸の文化を支え、世界中から訪れる人々にPRし、まちに貢献する̶̶それが、ある種の公益性を持った存在であるホテルの役割だと考えています。

 学生時代は、スポーツ研究会でのサークル活動に全力で打ち込みました。活動内容は、サークル対抗球技大会の開催や、大学内外でのスポーツ教室など。水泳指導員の資格を取って泳げない子ども20人ほどを相手に水泳合宿をしたり、初心者の学生にスキーを教えたりして喜ばれ、「もっと上達させたい」と強く感じた経験を通じて、福祉の精神やホスピタリティが芽生えました。その思いは今、「お客様のために」「地域のために」貢献したいという気持ちになっています。現在は神戸のホテルに加え、同じ会社が経営する関東から沖縄までの合計12のホテルを統括する立場として、各地の観光資源との相乗効果をもたらすPR方法を模索しています。もちろん企業であるからには収益を上げねばなりませんが、単なる利益追求に走るつもりはありません。お客様や地域にとって意味ある“稼ぎ方”にこだわり、各ホテルの存在価値の向上に挑み続けます。

経済学部からビジネス最前線へ

40年を超える歴史の中で数多くの卒業生をビジネスの世界に送り出してきた経済学部。経済・経営の知識を学ぶだけでなく、地域社会と連携したフィールド学習を通じて、社会で実践する能力を養います。

(キャンパスガイド2019より転載)

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