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第21回日本福祉大学ケアマネジメント研究セミナー
イベント概要
人はみな、それぞれの「らしさ」を持って生きています。しかし、支援の現場では、制度や時間、効率、リスク管理などに追われる中で、“本人らしさ”が置き去りになってしまうことはないでしょうか。ケアマネジメントの原点は「本人の人生を、本人の意思で生きていくことを支える」こと。今回のセミナーでは、その原点に立ち返り、「本人の意思を中心とした支援のあり方」をあらためて問い直します。
第1講では、東洋大学の高山直樹先生をお招きし、「権利擁護」という視点から、本人が主体となる支援とは何かを深く考えます。“支援する側が主役”になりがちな私たちの実践を、一度立ち止まって見つめ直す時間です。
第2講では、高室成幸先生が提唱されたCADL(文化的生活行為)の概念を用いて、“らしさ”をどのようにケアマネジメントで引き出し、支援につなげていくのかをわかりやすくお伝えします。今回は高室先生に代わり、奥田亜由子氏が実践例も交えながら講演します。
「もっと“らしさ”を大切にした支援がしたい」
「本人の意思を形にするケアマネジメントを学びたい」
そう感じている方にこそ、ぜひ参加していただきたいセミナーです。
一緒に“らしさ”を支えるケアマネジメントの価値と本人の意思を中心とした支援のあり方を学びましょう。
*当セミナーご参加の方には日本ケアマネジメント学会の認定ケアマネジャーの更新要件ポイント(2単位)の対象になります。
| 2026年02月21日(土) | |
| 10:00~16:15(開場9:30) | |
| オンライン参加:WEB会議システムZoom/対面参加:日本福祉大学 名古屋キャンパス 5ABC教室 | |
| 一般:3,000円/本学院生:2,000円/本学学生:2,000円 | |
| 現地/オンライン | |
| 要事前申し込み | |
| ~2026年02月06日(金)23:59 | |
| オンライン参加:200名/対面参加:60名 | |
日本福祉大学研究課(ケアマネジメント研究セミナー事務局) |
プログラム
| 開会 | 10:00~10:20 |
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| 基調講演 | 10:20~12:00 |
「権利擁護者としてのケアマネジャー」高山 直樹氏(東洋大学 福祉社会デザイン学部 社会福祉学科 教授)支援の現場で、私たちは無意識のうちに“支援する側が主役”になっていないでしょうか。本講演では、東洋大学の高山直樹先生をお招きし、ケアマネジメントの原点である「権利擁護」の視点から、「本人の意思を中心とした支援」とは何かを深く問い直します。制度や効率を優先しがちな日常の実践を一度立ち止まって見つめ直し、本人が主体となる支援のあり方を学びます。 |
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| 第2講演 | 13:00~14:00 |
「CADLとらしさ ~本人支援の新しい視座~」講師:奥田 亜由子氏(日本福祉大学ケアマネジメント技術研究会 共同代表)利用者本位の立場で“らしさ”を支えるとは、具体的にどのような支援でしょうか。本講演では、高室成幸先生が提唱された「CADL(文化的生活行為)」という新しい視座を用います。趣味や生きがい、生活の中で大切にしてきたことなど“らしさ”をケアマネジメントでどのように引き出し、本人の望む生活の実現に繋げていくのか。実践例を交えながら分かりやすく解説します。 |
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| シンポジウム | 14:10~16:10 |
「本人意思を中心としたケアマネジメント ~CADLをケアマネジメントに活かす実践的取り組み~」基調講演での「権利擁護」、第2講演での「CADL」の視座を踏まえ、いかにして“本人らしさ”を支える実践につなげるかを探求します。本シンポジウムでは、居宅介護支援、介護保険施設、外国人支援、障害者支援という多様な分野の第一線で活躍する実践者をお招きします。それぞれの現場で「本人の意思」とどう向き合い、CADLを活かした支援を試みているのか。具体的な取り組みの報告から、明日への実践のヒントを学びます。 座長 二本柳 覚氏
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| 閉会 | 16:10~16:15 |
参加申し込みについて
参加料金
一般:3,000円/本学院生:2,000円/本学学生:2,000円
申し込み締切
2026年2月6日(金)
入金締切
2026年2月13日(金)
- 個人情報の取り扱いについて:申し込み者の個人情報は、本セミナーの運営および本学が実施する各種講座などの案内に利用させていただくことがあります。その他の目的には一切使用いたしません
主催
日本福祉大学福祉社会開発研究所・日本福祉大学ケアマネジメント技術研究会


