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M-GTAの理論と手法を学ぶ ~精神疾患のある親と暮らす子どもへの支援に関する研究~

開催終了

イベント概要

 大学院生および研究者、実践者が自分の研究として質的研究を行うにあたり、多様な質的研究法の方法・手法の長所・短所・適切さを比較検討して、研究テーマにマッチした研究法を適用することが必要です。
 今年度の当研究会は、5月21日の「質的研究事始め」において、①質的研究方法の講義、②インタビューの概論に関する講義、③半構造化インタビューの演習を行いました。7月24日の夏期大学院ゼミナールの「質的研究分科会」では、これまでの研修会において最もリピーター率の高い木下の修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)をとりあげ、①質的研究の講義、②M-GTA概論の講義、③M-GTAのワークシートを用いた概念生成の演習を行いました。
 今回の継続研修会は、夏期大学院ゼミナールで学んだM-GTAをトータルで体得出来るように企画しています。改めて、①M-GTAの講義、②研究事例の説明を行ったうえで、インタビューデータから概念生成、カテゴリー生成を行い、結果図及びストーリーラインの作成までを小グループで学びます。
研究事例は、中学校教諭が精神疾患のある親と暮らす子どもを発見し、親の支援者と連携を開始するプロセスです。M-GTAに適した研究の3要件とされる①人と人が直接的にやり取りをする社会的相互作用に関する研究、②ヒューマンサービス領域における研究、③研究対象とする現象がプロセス的であること、の3点を満たしています。
 M-GTAは、社会福祉領域だけでなく、心理、看護、教育、保健医療等の様々な領域での研究方法として活用されています。M-GTAを体験的に学べる絶好の機会となると思います。なにとぞご参加を考えていただくことを期待し、お待ちしております。
 なお、今回の研修は、下記のとおり2日間で、対面のみにて実施します。

日本福祉大学質的研究会 代表 田中千枝子(日本福祉大学客員教授)

M-GTAの理論と手法を学ぶ ~精神疾患のある親と暮らす子どもへの支援に関する研究~

日時・場所

2023年12月16日(土)10:00~16:00 日本福祉大学名古屋キャンパス南館 401教室
2023年12月17日(日)10:00~16:00 日本福祉大学名古屋キャンパス北館 5F教室

開催日 2023年12月16日(土)~2023年12月17日(日)
開催時間 10:00~16:00
開催場所 日本福祉大学名古屋キャンパス
参加費 5,000円<参加確定後に振込先案内メールをお送りします> 
開催種別 現地参加
参加方法 要事前申し込み
定員 30名<先着順、定員締切とさせていただきます>
連絡先

日本福祉大学 研究課
 Tel  090-4855-3590(平日 10:00~17:00)
 E-mail:kakidai_entry@ml.n-fukushi.ac.jp

備考

参加にあたってのお願い

  1. 参加は、両日参加が原則です。
  2. 今回の継続研修会は、対面のみでの実施となります。
  3. 研修会参加にあたり、事前配付資料を読み、事前課題に取り組んで参加してください。
  • このプログラムは、大学院科目「福祉サービスマネジメント特講Ⅱ」(2単位)の対象です。
    規程およびその他の認定対象企画・申請方法等の詳細は、名古屋事務室にお問い合わせ下さい。