学園・大学案内 お知らせ

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日本福祉大学教育実践研究センター 保育・幼児教育企画 リレーシンポジウム第二回「多様性を保障するインクルーシブ保育を考える(2)―韓国における障害児統合オリニジップと障害児保育運動の最新動向ー」を開催しました

レポート
2023年02月01日

2023年1月28日(土)、日本福祉大学美浜キャンパスにおいて保育部門企画 リレーシンポジウム第2回「多様性を保障するインクルーシブ保育を考える(2) インクルーシブ保育と共生社会 ―韓国における障害児統合オリニジップと障害児保育運動の最新動向-」を開催しました。今回は、オンラインでも同時開催しました。本学教員・学生をはじめ、保育者、保育学研究者など30名にご参加いただきました。

シンポジスト

柳 ミヒ(YU MIHEE)氏
「障害児保育における全国障害児統合オリニジップの役割」
(公立 ブアムオリニジップ園長)

金 仙玉(KIM SUNOK)氏
「韓国の障害児保育士養成について」
(愛知みずほ短期大学 准教授)

写真:マイクを持つシンポジスト2人
写真:シンポジウム全体の様子

本シンポジウムでは、韓国のインクルーシブ保育の現状についてご報告いただきました。まず、インクルーシブ保育を実践するために必要な、マンパワーの確保の経緯と現状(保育者の処遇改善、幼児特殊教師、障害に関する専門的知識を有した保育者の配置)についてご報告いただき、実際にどのように保育が行われているのか、映像や指導計画書、教授方法を紹介しながらご報告いただきました。日本でも保育者の処遇改善が問題として取り上げられていますが、インクルーシブ保育を実践するには、そのような基礎的環境を整備することが何よりも重要であることが示され、今後の日本のインクルーシブ保育を考える上で、重要な示唆が得られたと思います。