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子ども専修企画で坂本博之さんのゲスト講義を開催しました

レポート
2022年11月10日
写真:教壇に立つ坂本博之さん

11月3日と4日に、子ども専修企画及び堀場純矢教授の担当科目のゲスト講師として、元プロボクサー(元WBC世界ライト級1位、元日本・東洋太平洋ライト級チャンピオン)で、乳児院・児童養護施設経験者の坂本博之さんをお招きしました。

坂本さんは幼い頃に虐待を受け、施設での生活経験があり、その後、プロボクサーとして「平成のKOキング」と称されるほど活躍されました。坂本さんといえば、2000年10月に行われたWBA世界ライト級タイトルマッチでの畑山隆則氏との壮絶な試合が有名です。

坂本さんは現役時代からファイトマネーを児童養護施設に寄付し、引退後もボクシングジムを経営する傍ら、こころの青空基金の運営や児童養護施設への訪問とボクシングのセッションなどに取り組んでおり、その活動が評価され、日本財団「HEROs AWARD 2017」を受賞されています。

講義では、坂本さんの熱いメッセージ(「一瞬懸命」「熱をもって接すれば、熱を持って返ってくる」「半歩またはすり足でも前に出る」など)に、学生たちも真剣に聞き入り、ボクシングのセッション(子どもたちの言葉にならない思いを受け止める活動)も積極的に参加していました。

講義に参加した学生からは「一瞬懸命という言葉が心に響いた」「坂本さんの講義を受けて、夢を見つけて行動する大切さを学んだ」「今回の講演が終わった後、失敗したっていいじゃないか、根気を持って一歩一歩前に進もうと思えることが出来ました。熱く生きていこうと思います」「私自身、感情や思っていることを言葉にするのが得意なタイプではないので、坂本さんの行っているボクシングセッションの取り組みを知ってなんだか心が軽くなったような気がしました」「坂本さんにパンチを受けてもらってスッキリしました」などの感想が寄せられました。

写真:ボクシングのセッションに参加する学生1
写真:ボクシングのセッションに参加する学生2
写真:坂本さんと学生たちの記念写真
写真:ボクシングのセッションに参加する学生3