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「地域福祉視点での防災・減災の取り組みプロジェクト」勉強会を開催しました

レポート
2022年11月08日

減災支援教育研究センターでは、2021年度から美浜町地域福祉計画(防災・減災のプログラム)に、山本克彦センター長が助言を行っています。その取り組みの一つである「子ども参画による地域づくり」が本年度も継続し、動き出しています。防災・減災をテーマとした子どもチームを組織化し、フィールドワークを実施しながら、地域の安全・安心について考え、災害時に備えようというものです。そこには“おとな”のサポートが重要となります。

そこで、今回はその勉強会が以下の通り実施されました。

日時:2022年11月1日(火)14:00~16:30
場所:美浜町福祉センター 2階大会議室
内容:B-Kidsの取り組みを始めるために

勉強会は美浜町社会福祉協議会が中心となって計画し、美浜町民生・児童委員協議会、美浜・南知多防災の会、美浜町防災課、美浜町福祉課等、行政やNPO法人、地域団体さまざまな仲間が集まり、本学の山本克彦教授をファシリテーターとしてワークショップを実施しました。

子どもを支える大人のチームを組織化するには、ワークショップというゆるやかな「場」づくりの意味を知ることが大切です。参加者はワークを通して、関係を築き、本音で語り合うことを体験しました。こうした場づくりが、子どもたちの実践の場でも重要となります。

また、当初より、大切にしていたのは子どもたちも興味を持ってくれそうなチーム名称です。B-Kids(通称ビーキッズ、BOSAI-KIDS、美浜防災少年団)がその候補です。子どもたちの力が発揮されるフィールドワークをどのように企画するか、その際に大人チーム(サポーター)はどんな関わり方をするのか等を、講義と演習によって学びました。

「子どもは10年後のおとな」という合言葉も確認し、素敵な活動が動き出すように、次回は翌年の1月に勉強会、交流会を予定しています。
今後の取り組みには、本学の学生や教職員もサポーターとして期待されており、災害ボランティアセンターからの参画、各ゼミ単位での実践の場として、興味のある方を募集する予定です。

写真:プレゼン画面とともに勉強会を実施する様子
写真:デスクを囲んでの勉強会の様子
プレゼン資料「地域でみんなが活躍でき、共生を実現できるまち みはま」