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法音寺大阪支院の『報恩研修会』で社会福祉学部の小林洋司先生が講演されました(9/18)

レポート
2022年09月21日

9月18日(日)に法音寺大阪支院主催の『報恩研修会』にて、「福祉教育」を研究テーマとされている小林洋司先生(社会福祉学部社会福祉学科 准教授)を迎え、「向き合うこと、学ぶこと ―多文化・多世代がともにいきるために―」をテーマに、SDG’sの目標のひとつである「地球上の誰一人として取り残さない」を実現するための福祉教育についてご講演いただきました。

当日は、会場である法音寺大阪支院1階研修室に約50名の檀信徒の方々が集まり、『ふつうのくらしのしあわせ』の実現にはどのような実践が必要かをお話いただきました。

「福祉教育における形骸化」についてのお話から「多文化、多世代からともに学ぶ姿勢を持ちながら、ともに住む ともに生きる ともに豊かに」を実践する必要があること、そして異なる価値観を理解し、効率性や最短距離が求められる時代だからこそ「立ち止まってその場に居続け、結果や答えを急がない」という「ほねがおれること」に向き合う姿勢こそが大切だと説明いただきました。

参加された方からは「久しぶりに大学の講義のようなお話が聞けた」、「毎日の行動の積み重ねを大事に、感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたい」というお声をいただきました。

「『だれもとりのこさない』本当の実現には、耳障りの良いスローガンだけでなく『ほねのおれること』とも向き合うこと、異なる価値観の方とも真摯に向き合い、学びのドアを開けておくこと」、という小林先生のお言葉がとても印象的で、福祉教育とボランティア学習の大切さを改めて考えさせられました。
(大阪サテライト)

写真:講演の様子
写真:小林洋司先生の講演の様子