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遠隔講義(ZOOM配信)で総務省職員の講演会を行いました

レポート
2022年06月16日

2022年6月8日(水)、社会福祉学部前期科目「行政学」において、Zoomを用いたゲストスピーカーによる講演会が行われました。本学では、地域の実践の場から学ぶ地域志向教育を全学的に推進しており、国家公務員(一般職)の一端を知るということもあわせて、当該科目において実施されました。

この日は、総務省近畿管区行政評価局に勤務されている堺評価監視官・林管理調査官をゲストスピーカーに迎え、「国家公務員の仕事」というテーマのもと、社会福祉学部生約100名が熱心に受講しました。林管理調査官からは、「国の行政機関」「国家公務員(一般職)の仕事」ならびに「総務省行政評価局の紹介」として、「行政相談」を契機とする行政改善事例などをお話しいただきました。堺評価監視官からは、「各府省の行政運営に関する調査の概要」として、「ホームページの情報提供」が“ウェブ・アクセシビリティ”という観点からユニバーサル(すべての人のため)に展開されているのかなど、調査分析の一端を紐解いていただきました。いずれも、私たちの知らない国家行政の内容を理解することができました。

受講生には将来、国家・地方公務員の仕事を志望している学生が多く、自らのキャリアプランニングも兼ねて、非常に熱心に学び、質問などを投げかけていました。

このように、社会福祉学部(行政専修)では、実社会と繋がった「活きた学問」の展開を図り、地域住民や生活者の立場・視点を感じ取る力などをこれからも涵養していきます。

*遠隔講義に聴き入る行政学受講生たち
*林管理調査官によるZOOM講義

【受講学生の感想(抜粋)】

  • 国家公務員の種類や行政評価局の具体的な機能や仕事内容、仕組みを学べて勉強になりました。行政評価局があることで、しっかりと行政が動いているか、動いていなければ勧告し、さらに、時間をおいてまた評価しなおすという、大変な仕事であることを理解できました。そして、この仕事には、調査や分析、発想力が必要であることも学べました。
  • 行政相談などのことを聞いたことがなくあまりイメージがなかったので、SNSなどでもっと広めていけば利用機会が増えるのではないかと思った。
  • ゲスト講義の方はやはり、国家公務員だけあって礼儀、言葉遣い等が良い意味で硬さがあるもので、自分たちの国家を担う方がこのような正しい姿勢で安心しました。2人目の方の具体例である、訪日外国人があまり道路標識などを理解できていない分析結果をお聞きし、私も運転をする身としてこのような情報を知っているだけでも対応に余裕が持てるため、一般市民にも身になることを行っている印象でした。他にも執務室の役職が年功序列になっているところも日本の形態だと感じました。

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