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キャンパスのある美浜町を丸ごと知ろう!!~社会福祉学部1年原田ゼミで「美浜町の魅力とまちづくり」の講演が行われました

レポート
2022年05月23日

美浜町と大学は「美浜町運動公園整備事業」の進捗にあわせて、今年4月「みはまスポーツまちづくり推進室」を共同で設置し、「ひと・まち・自然、健康に輝くまち みはま」のまちづくりに連携して取り組んでいます。

5月19日(木)、社会福祉学部1年生対象の入門ゼミ「総合演習(ふくしコミュニティプログラム)」(担当:原田正樹教授 学生24名)の授業に、みはまスポーツまちづくり推進室の森田将司さん(美浜町企画課スポーツまちづくり推進係長)が登場。「美浜町の魅力とまちづくり」と題して講演が行われました。

原田ゼミは「美浜町を知る」をテーマに、調査とフィールドワークに取り組んでいます。原田先生は「社会福祉学部ですから、いきなり町の福祉課題へアプローチするということも考えられますが、福祉はふくし(ふつうの くらしの しあわせ)。1年生の段階では、福祉課題だけに視点を狭めず、幅広い角度から地域を捉える感覚を養ってもらいたいと考えています。」「まず自分たちが通学する美浜町について、知ること、体験すること。美浜町にふれることから始めたいと思います。この間、学生たち自身で調査をすすめてきて、次週はフィールドワークで町に出ます。今日は町の職員の方から直接話をお伺いして、仲間とともにゼロから地域を捉える活動の一歩を踏み出してもらいたいと考えています。」と授業のねらいを話してくれました。

写真:配布資料
写真:講義をする森田将司さん

講演の前半、森田さんは町職員として商工観光を担当したキャリアを生かし、美浜町内に点在する多くの観光資源を紹介。町の歴史や文化、現在町に住んで4人の子育てをしている日常生活のエピソードも交え美浜の魅力を語り、学生たちは動画や配布された観光マップを興味深く見ていました。

写真:観光マップをみる学生

後半は、人口減少・少子高齢化の流れの中で、今後のまちづくりをどうしていくのか、令和2年度に策定された「第5次美浜町総合計画後期計画」の内容を中心に話が進みました。

令和6年度に陸上競技場完成予定の「美浜町運動公園事業」も、町民の健康増進や多世代交流を生み出すエリアであることはもちろんのこと、スポーツツーリズムなどによる地域経済の活性化なども視野に入れ、運動公園が設置されることによってさまざまな波及効果を生み出し、持続可能性のあるまちづくりを目指していることが紹介されました。

写真:講義をする森田将司さん

また「日本福祉大学があり、多くの若い世代が美浜町で学んでいる」という強みを生かして、若者が定住できるまちづくりの政策も進められていることも紹介されました。その中の一つの事業である「シティプロモーションプロジェクト」で取り組まれているフリーペーパー「みはまデイズ」の最新号の発刊では、本学社会福祉学部の卒業生や学生が製作にかかわったことが紹介されました。本誌ではサッカー部の学生の美浜での生活も掲載されています。

写真:みはまデイズ
『みはまデイズ』詳しくはこちら新しいタブで開きます

最後に「みはまスポーツまちづくり推進室では、町の職員と大学の職員がスポーツを通じ「健康・福祉・教育・経済」が連動したさまざまな取り組みを生み出していきたいと考え、仕事をすすめています。ぜひ皆さんも知多奥田駅にあるみはまスポーツまちづくり推進に立ち寄って、意見を聞かせてください。」と締めくくられました。

講演後、学生たちは次週のフィールドワークの計画作成。
森田さんも各グループにアドバイスを行いました。