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知多半島日本語教育サミットを開催しました

レポート
2022年03月29日

3月21日、東海キャンパスにおいて「知多半島日本語教育サミット」を開催しました。このイベントの目的は、「日本で生活する外国人の人権が守られ、豊かな生活を送るためにはどのように貢献できるのかを、日本語教育者の立場から考えること」です。祝日にも関わらず、日本語教育センターおよびまちづくり研究センターの教員、学生、知多半島内の行政関係者、外国人に日本語を教えるボランティア団体の方々など約50名の参加がありました。
尾﨑明人 名古屋外国語大学・名古屋大学名誉教授による基調講演では、愛知県における地域日本語教育の現状やこれから目指す姿について説明がなされ、「外国人の方に『日本語を勉強してみよう』と思う気持ちになってもらうためにどうするかを皆さんで一緒に考えていかなければならない」と語りました。

その後、参加者はグループに分かれ、外国人に日本語を指導する中で悩んでいることや行政への要望等についてディスカッションをしました。「日本語を指導する側が上から目線に感じることがある」、「ボランティアをする側にとっては、勉強を教えるための教材や会場までの交通費が自己負担になっているので、補助する仕組みがあると助かる」など、各自の立場から感じていることを共有し、より良い日本語教室とは何かについて熱心に議論する様子が見られました。

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