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福祉実践発表会を開催しました((社)昭徳会×日本福祉大学)
2021年12月6日
2021年11月20日(土)、東海キャンパスで「福祉実践発表会」(対面型とオンライン型の併用)を開催しました。
本学と姉妹法人にあたる(社)昭徳会の各施設が1年間の実践研究の成果を発表するこの取り組みは、2年前から三法人連携会議主催として実施しており、当日は学生(社会福祉学部、健康科学部、福祉経営学部の学生)や教職員およそ50名程度と、昭徳会の参加者合わせて約150名が聴講(オンライン参加者含む)しました。


冒頭、三法人連携のこれまでの取り組みが紹介され、その後(社)昭徳会が運営する19の拠点のうち、障がい者福祉分野の4施設が1年間の取り組みを発表しました。
各施設とも「コロナ禍」における様々な制約がある中で、利用者の皆さんとどう向き合い、更なるサービスの質向上を実現できるかについて、それぞれ工夫した取り組みを報告しました。
施 設 | 発表テーマ |
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障がい児入所施設 小原学園 | 笑顔あふれるみんなの家 ~安心して過ごせる場所を目指して~ |
障がい者支援施設 小原寮 | ステイホームでの発見! ~小原寮の新しい生活様式~ |
障がい者支援施設 泰山寮 | 泰山寮の生活 ~日々の取り組みをとおして~ |
障がい児・者相談支援事業 障がい者支援センター高浜安立 |
みんなでつながる支えるしくみ ~コロナ感染経路からみる地域づくり~ |
全施設発表後は、参加者による「最優秀施設投票」が行われ、集計の結果、「障がい児入所施設 小原学園」が栄えある最優秀に選ばれました。

昭徳会鈴木理事長(日本福祉大学学園長)より、表彰状が渡されました。
参加者からのアンケート(一部)
・コロナ禍でも、今できる取り組みを工夫しながら実践している点に関心した。
・コロナ禍による行動制限によって、利用者(特に施設に入所する児童)にどんな問題が起きているかさらに知りたいと思った。
・様々な取り組みを実践する中で、利用者の方がどのように順応していったのかも知りたいと思った。
三法人連携会議では、今後も様々な活動を展開していき、本会が目指す、「社会課題の解決と、一億総活躍社会を支える未来の人材養成の実現」に尽力していきます。