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本学卒業生 玉木幸則さん(1991年3月 社会福祉学部卒業)が第23回糸賀一雄記念賞を受賞しました

2021年11月26日

 本学卒業生の玉木幸則さん(1991年3月社会福祉学部卒業/一般社団法人兵庫県相談支援ネットワーク 代表理事)が、第23回糸賀一雄記念賞を受賞されました。

糸賀一雄記念賞

 故糸賀一雄氏の思想や取り組みを新しい目で見直し、障害者やその家族が安心して生活できる福祉社会の実現に寄与することを目的に障害福祉などの分野で顕著な活躍をされている個人・団体に対して、公益財団法人糸賀一雄記念財団より贈られる賞です。

玉木さん受賞コメント

 この度は、糸賀一雄記念賞を頂戴いたしました。実は、まだうれしいというよりは、「なんでボクが?」と驚いているのと非常に申し訳ない気持ちでいっぱいなのです。なぜかというと、ボクとしては褒めてもらえるようなことは、なにもしていないと思っているからです。そして、まだまだこの糸賀一雄記念賞を受賞されるべき先輩がいっぱいおられるのに、それを差し置いて、ボクがいただくわけにはいかないと感じているからです。しかし、今回の受賞は、「玉木よ、もっとがんばれ」と叱咤激励されているのだと理解して、お受けさせていただきました。

 糸賀一雄さんと言えば、日本福祉大学で社会福祉を学んだボクとしては、教科書に出てくる社会福祉の礎を築かれてきた先人の一人でした。その先人の糸賀一雄さんのことを再度勉強して、身近に感じる機会を与えてもらったのが、2018年度から始まった厚生労働省主催の共生社会フォーラムです。このフォーラムは、2016年に残念ながら起きてしまった「相模原障害者殺傷事件」をふまえて、あらためて障害福祉に携わる職員が事件を起こしたケースが起きたときに、どう向き合い、なにを伝えていくことができるのかということを考えていくという、とても大切なことを考えて言語化をしていくフォーラムです。このフォーラムに4年間、関わらせていただいて、最近ようやく理解できてきたことは、「この子らを世の光に」という言葉を昔のことと捉えるのではなく、今の事象や言葉にどう置き換えていくかということが大事なんだということです。
 人は、生きている以上、対立する考えにぶつかることも出てくるけれど、その対立した考え方を排除することなく、対話をし続けていき、どうしたらともに生きていくことができるのかということを考え続けること。時に、きれいごとだけで帳尻を合わせることなく、対峙して、アカンことはアカンって主張することも必要になるということなんかなと。だから、より丁寧に誰もがともに生きていける社会にしていくと言っていきたいと思っています。

 だから、糸賀一雄記念賞をいただいたうえで、これからも、自分に与えられたステージで、自分のペースで、自分の言葉で、対話を重ねながら、誰もがともに生きていける社会をめざして動き続けたいと思います。

参考記事