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日本福祉大学セミナー文化講演会「相撲の品格 -心・技・体-」を開催しました

2011年6月14日

 1988年度に設立された日本福祉大学後援会は6月12日(日)、名古屋国際ホテルにおいて第23回定例総会を開催しました。定例総会では学生諸活動援助や文化的諸事業などの後援会事業計画について審議されたほか、父母会員を対象とした父母懇談会や個別相談・説明会なども行われ、会員と大学間のコミュニケーションが図られました。
例年、日本福祉大学セミナー文化講演会も同時開催しており、一般の方々にも公開されています。今年の講師には、元NHKアナウンサー、大相撲東京記者クラブ会友で日本福祉大学客員教授の杉山邦博氏を迎え、「相撲の品格 -心・技・体-」と題した講演を行いました。大相撲名古屋場所の開催を1ヶ月後に控え、会場には杉山さんの実況放送で相撲観戦を楽しんだ相撲ファンの方々も多く見られました。

◆現場で見たこと、現場から伝えてきたことが詰まった90分間もの講演になりました。

 これまで58年間にわたり大相撲の中継や取材に携わってきた杉山さんは、演題の「相撲の品格」を表す歴史やエピソードが数ある中で、第61代横綱の北勝海(現・八角親方)が1990年の三月場所で三つ巴戦を勝ち抜いて6度目の優勝を決めたときのことや、横綱白鵬の幕内連勝記録が63で止まった関脇稀勢の里との取り組みについて、現場で見た詳細な事実に基づき話しました。北勝海の優勝について杉山さんは、緊張が極度に高まる優勝決定戦で、初戦を落としながらも集中力を維持して逆転勝ちしたことや、横綱になっても極限までの厳しい稽古を続ける努力が報われたものであることを、取材経験も交えて語りました。また、白鵬が稀勢の里に敗れた一番では、歴史的な勝敗にも関わらず、両者とも落ち着きを失わずに土俵を去り、対戦相手と相撲道に対する敬意と心構え-「抑制の美学」が見事に表れた瞬間だったと評しました。そして、それが道を究めた者が備える品格であり、相撲道の真髄であると結びました。
杉山さんは、入場と同時に大きく手を振って、600人を超える来場者全員に届く声でお礼を言いました。講演では時おり客席の中にも足を運んで来場者に語りかけ、ジャーナリストでも見落としそうな力士のちょっとした動作や癖、当時の実況中継なども再現して、会場は大いに沸きました。NHKに採用された初任地が名古屋放送局で、名古屋で講演することを「ご縁に感謝」と表現した杉山さん。お人柄がにじみ出た講演会でした。

◆後半の後援会行事では、懇親会や父母会員への相談・説明会が行われたほか、
学生の取り組みや活躍を紹介するコーナーも設けられました。