日本福祉大学 社会福祉学部
学部Topics |
2013/12/14(土)NPOの皆さんをお迎えしてサービスラーニング活動報告会を実施しました
地域福祉コースでは、今年度のNPO協働型サービスラーニングに参加した学生による報告会が12月14日に美浜キャンパスで開催されました。各ゼミで活動に参加した学生と、教職員・活動先NPOの担当者が参加しました。
村上徹也ゼミでは、前半に7つの活動先でのNPOでの夏の活動目標や活動内容、それらを通して得られた学び・気づき・課題などを報告しました。報告後、活動先の方々からご講評をいただき、改めて活動の振り返りをすることができました。
また、NPOでの活動後に実施した「NPO法人の概念」、「資金やサービス内容」、「NPO法人の今後の課題」という3つの研究についての報告をしました。この研究では、アンケート調査などもを実施しました。参加した社会福祉学部2年の松井隆佳さんは、サービスラーニング活動を通してもっとも自分が成長できたこととして、「同じのグループの人たちと協力して活動をしたり、活動先NPOの方たちと討論をしたことで、コミュニケーション能力が高まりや自分の意見を発言することができるようになりました」と話してくれました。サービスラーニングの6日間の実習を通じ、1人1人が多くのことを深く学び、大きく成長することができました。(社会福祉学部2年 永吉弘樹)
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
2013/12/13(金)地域福祉コース2年生・活動報告会を実施しました
12月13日(金)に、地域福祉コース2年全体の合同ゼミ発表がありました。それぞれのゼミが1年間の活動内容をパワーポイントにわかりやすくまとめ、時には鋭い質問も飛び交うなど、とても活発な会となりました。
今回のような5ゼミ合同での活動発表は私たちにとって初めてで、他のゼミがどのようなことをしてきたのか、またどのような学びがあったのかなどを知ることができ、学びの幅が広がりました。「地域福祉」と一言で言っても、高齢者分野や障害者分野、児童分野など様々な分野があります。合同ゼミ発表に参加した学生からは、「他のゼミの活動を知ることで、違う視点で地域福祉を学び、良い刺激を受けることができた。学びを更に深めていこうと思うことができた」(社会福祉学部2年 諸岡宗さん)という感想が聞かれました。
それぞれの分野をそれぞれの視点で見て考えることで、たくさんの気付きがある、ということをこの機会でみんなと共有することが出来ました。今回の学びを意欲につなげ、これからの活動に生かしていきたいと思います。(社会福祉学部2年 石仙明日香)
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
2013/11/22(金)天池ゼミ活動紹介 〜スポーツで共同作業を学ぶ〜
社会福祉学部の天池ゼミでは若者の労働問題について学んでいます。就職活動をはじめとして企業の人事管理制度の個別化が進み、働く人たちの孤立化が少しずつ社会問題になっていますが、仕事をする上でも、労働条件を改善する上でも、共同で取り組むことは欠かせないこと。なので、「共同作業」をテーマにゼミ企画を考えました。
企画書では料理コンテストやクリスマスパーティー、たこ焼きパーティーなど、みんなで料理をして語り合うというものが多かった中、スポーツをして共同を図るというアイディアが圧倒的多数の支持を得て採用されました。
11月22日、美浜町総合体育館でバドミントンをしました。バドミントンの経験者やテニス経験者が多く、白熱した試合が繰り広げられたり、男女ペアのダブルスで和気あいあいと楽しんだりと、充実した2時間でした、「共同作業」のテーマどおり、ペアで助け合ったり、お互いに教えあったりしてみんなで楽しむことができました。特別な特訓装置が登場する場面も・・・
2時間しっかり体を動かした後は、半田市まで移動してゼミコンパ。就職活動の情報交換をしたり、普段のゼミでは話さないようなプライベートの話をして、友好を深めることができました。
![]() |
![]() |
2013/11/03(日)児童養護施設 岐阜県立白鳩学園 白鳩フェスティバルに参加しました
11/3に社会福祉学部・子ども発達学部の学生たち(吉村譲ゼミ、堀場純矢ゼミ、遠藤由美ゼミほか学生有志)と教員(堀場)の計13名で、岐阜県恵那市にある児童養護施設・岐阜県立白鳩学園の白鳩フェスティバルに、ボランティアとして参加してきました。
当日は模擬店のほか、BOXRAY(メンバーの1人が児童養護施設生活経験者)のライブ、 よさこいの演舞、子どもたちによるダンス、子ども自治会によるアピールなどがあり、学生た ちも模擬店の手伝いをしながら、一緒に楽しみました。
イベント終了後、学生たちからは、「施設の雰囲気を知ることができたし、子どもたちと関わる ことができてすごく楽しかったです!実習も楽しみになりました」「貴重な体験ができてよかった」「参加してよかった」などの感想がありました。
白鳩学園には、次年度、社会福祉学部・子ども発達学部の学生たちが保育(施設)実習でお世話になる予定です。今後もこうした活動をとおして、施設との交流を深めていきたいと思いま す。
![]() |
![]() |
2013/9/14(土)美浜緑苑自治会の「敬老を祝う会」をお手伝いしました
地域福祉コース岡久美子ゼミではゼミ活動として、日本福祉大学がある美浜町の「美浜緑苑自治会の「敬老をお祝いする会」のお手伝いをさせていただきました。これは、美浜緑苑区長の牧之瀬俊彦さんに講義をしていただいたことがきっかけでした。私たちは「お祝いの会に参加した高齢者と子どもたちが交流を深める」という目的のための、企画づくりと運営を担当させていただきました。
まずゼミで案を練り、美浜緑苑の運営委員の方々と話し合いを重ね、「名札づくり」と「昔ながらの遊び体験」という2つの企画をさせていただけることになりました。よりよい企画実現のために、みんなで案を出し合ったりものづくりをしたりする時間はとても充実していて、ゼミ内の絆を深めるきっかけにもなりました。
![]() |
![]() |
準備を重ねて迎えた当日9月14日土曜日は、時間配分が予定通りにいかない等、思い通りに出来なかった点も多々ありましたが、参加された高齢者・子ども、運営委員の方々とのふれ合いを通して多くのことを学ばせていただきました。準備の段階での反省や、当日の関わり方に対する反省など多くの課題がありますが、それ以上にたくさんの「嬉しい!」経験をすることが出来ました。企画で作った名札に「今日はありがとう」というメッセージが書かれていたり、昔の遊びを用いて高齢者の方と子どもをつなげるきっかけづくりが出来たりというような、貴重な経験ができたことを心から嬉しく思います。
多くの方のご協力によって、地域の取り組みに参加して学ばせていただくという素晴らしい機会を頂けたことに感謝し、今後もゼミのみんなと互いに高めあいながら共に学んでいきたいと思います。(社会福祉学部2年 石仙明日香)
![]() |
![]() |
2013/7/13(土)スクールソーシャルワーク実習報告会を開催しました
スクールソーシャルワーカーとは、いじめ、不登校、虐待などの子どもを取りまく様々な問題に対して、家庭や学校、行政、福祉関係機関等と調整・連携をし、解決へ向けて働きかける専門職です。社会福祉士や精神保健福祉士の資格に加えて、さらに児童の心理特性や教育に関する知識も必要とされるため、本学では、スクールソーシャルワークの教育課程が社会福祉学部の4年生を対象に設けられています。
この教育課程に登録している7名の学生たちが、6月下旬に2週間、豊田市、大阪府茨木市に分かれて実習を行い、7月13日(土)に実習報告会を開催しました。報告会には、実習へ行った学生のほか、スクールソーシャルワーカーに興味のある一般学生、実習先でお世話になった指導の先生、現役のスクールソーシャルワーカーを含め、25名程が参加しました。
成長過程で途切れることなく、一貫して子どもを支援していけるように、スクールソーシャルワーカーは、児童養護施設や子どもの相談機関、小学校、中学校など、子どもに関わる様々な機関をつなげていきます。学生たちは、これらの機関で話を聞いたり、実際の相談の経験を通じて学んだ、スクールソーシャルワーカーの「つなぐ」役割の重要さや難しさ、感じたことなどを発表しました。
学生の発表の後には、実習先でお世話になった指導の先生から感想が述べられました。「疑問に思っていることをそのまま持ち続けていってほしい。スクールソーシャルワーカーとして働いていると、常に新たな気付きがある。一緒に仕事をできるようになったら、ぜひ話し合いましょう」という言葉に、学生たちもうなずきながら聞き入っていました。また、「子どもの問題行動だけに注目するのではなく、『本人はどうしたいのか?』という視点を持って関わることが必要だということを改めて思い出した。『ふくしの視点』という初心を思い出した」と話した、現在スクールソーシャルワーカーとして働いている卒業生を、学生たちは憧れの眼差しで見ていました。
子どもを支える現場での2週間の実習を通じ、1人1人が多くのことを深く学び、大きく成長しました。ここで得た経験や体験を忘れずに、スクールソーシャルワーカーになるという夢を叶えてほしいと思います。
![]() |
![]() |
(左)茨木市での実習についての学生たちの報告を聞き、次年度にスクールソーシャルワーク課程への登録を希望している3年生が、熱心にメモを取っていました。
(右)スクールソーシャルワーク実習を担当している野尻紀恵准教授(社会福祉学部)。
![]() |
![]() |
(左)豊田市の相談機関での実習について報告をする学生たち。
(右)スクールソーシャルワーカーとして働く先輩が、感想を伝えました。
2013/7/11(木)地域研究プロジェクト 知多翔洋高校でワークショップを実施しました
地域研究プロジェクトの地域ケアPJでは、知多翔洋高校と協働で「知多翔洋高校を軸とした地域連携の在り方についての企画案」の作成を行っています。
企画の中身の組み立てが、大学生は日常的に行えても、高校生には不慣れであると私たちは考えました。そこで、まずは交流をしながら大学生の考え方、やり方を体験してみようと、知多翔洋高校のフードデザインの授業で、3年生15名を対象に「発想法(=考え方の道具)」を使ったワークショップを行いました。大学側の参加者は社会福祉学部と経済学部の学生計5名です。

ワークショップの初めに今日の流れを説明し、次にウォーミングアップとして「マインドマップ」を使ったワークショップを行いました。テーマは「知多翔洋高校を紹介するならば?」。普段から親しみのある知多翔洋高校について考え、知多翔洋の特徴や日ごろ思っていることを自由に書いて(描いて)もらいました。
そして思考の回転速度が上がったところで、3チームに分け、「マインドマップチーム」「マンダラートチーム」「ブレインライディング&マトリックスチーム」と各チーム別々の発想法(=考え方の道具)を使って、「思い出に残るお弁当」のアイデアについて考えてもらいました。


高校生たちの反応としては、「普段はレシピなどを調べてから考えるので、レシピではなく、誰が?や気分は?などの視点から考えるのは新鮮だった」「いつもよりも頭を使った」「難しかった」などの感想が聞かれました。フードデザインの武田教諭からは「生徒たちがこんなにもたくさんのアイデアを考えられるとは思わなかった」と仰っていただきました。
わたしたちの感想としては、普段からゼミなどで「発想法」を使っていたが、それを「人に教える、伝える」ということ、「高校生たちの考えを引き出す」というファシリテーターの役割をしていくことは、非常に難しいと感じました。
「発想法」はただ考えるだけではなく、キーワードの選択によっては全く考えが出ないケースや意味のない言葉の羅列になってしまうこと、その場のメンバーの意見や様子に合わせた発想の引き出し方を適切に判断しなければならないという点で私たちはまだまだ未熟であったと痛感しました。
このワークショップでは、高校生に大学生の考え方、やり方を体験してもらうことを目的としていましたが、私たち大学生にとって自分たちのスキルアップにもなり、今後もファシリテーターとしてのスキルや自分のスキルを向上させていかなければならないと思いました。(社会福祉学部3年 黒川輝)
地域研究プロジェクトの最新情報については、以下のサイトをご覧ください。
2013/6/27(木)【サービスラーニング】NPO担当者の方との懇話会を行いました
知多市市民活動センターにて、社会福祉学部 地域福祉コースの「サービスラーニング」のクラスで、これから共に学ばせていただくNPOの担当の方と担当教員の懇話会を開催しました。
この会は、今年で5年目を迎えた「サービスラーニング」の授業について、もう一度サービスラーニングの教育のねらいをNPOと担当教員の間で確認するとともに、実際に学生との活動の中での気付きや、疑問・不安を感じたことなどをざっくばらんに共有しようという目的で開催されました。
はじめに、村上徹也教授より、本学のサービスラーニングのねらいや、「ボランティア」「ソーシャルワーク実習」と「サービスラーニング」の違いなどについて説明させていただきました。続いて野尻紀恵准教授からは、地域と大学のシームレスな学びあいの場づくりを本学のこれからの地域連携の要と考えていることをお話しさせていただきました。NPO法人ゆいの会の理事でもあり、サービスラーニングクラスの担当教員である松下典子先生からの呼びかけで、教員・学生・NPOの3者がともに学びあってゆこうという思いを確認しあいました。
その後はテーブルごとに分かれ、担当教員とNPO、あるいはNPO同士でサービスラーニングの活動内容や学生の指導方法などについて和やかに意見交換がなされました。参加したNPO担当者の方からは、「改めて活動の根幹を学び、背筋を伸ばす事ができた」「関わる全ての人にとってプラスになるサービスラーニングであることを願い、共に育ちあいたいと感じた」「学生との接し方など、不安に感じていたことを先生や他のNPOの方と共有できて安心した」などの感想が聞かれました。
ちなみにこの懇親会では、活動先NPOで作られているパン(NPO法人あかり、NPO法人ネットワーク大府)やコロッケ(NPO法人ゆめじろう)、知多市市民活動センターの手づくりカフェ『A-da co-da(アーダ・コーダ)』で『ワンデイシェフ』を務められている方のお料理などを持ち寄っていただき、皆さんにも大好評でした。

サービスラーニングの詳細については以下のサイトをご覧ください。
2013/5/31(金)、6/7(金)【サービスラーニング】学内事前打ち合わせ会を行いました
社会福祉学部 地域福祉コースの「サービスラーニング」のクラスで、これから共に学ばせていただくNPOの担当の方をお招きして「事前説明会」が開催されました。
「サービスラーニング」とは、1980年代からアメリカで広がった社会貢献活動と学習を結び付けた教育活動です。
社会福祉学部では、この「サービスラーニング」に、『まちづくり型福祉』の担い手として全国的にも注目されている、知多地域のNPOとの協働を取り入れ、活動を通して地域のニーズを発見し、地域社会で活躍できる社会人となるための基礎的な力をつけるプログラムとして開講しています。
「事前打合せ会」では、これまでに学生たちが自ら様々なNPOの理念や活動内容を調べ、そのうえで学生が自ら企画した活動内容をNPOのご担当者様に提案させていただきました。提案内容や活動のスケジュールが本当に地域のニーズに合ったものかを、学生・活動先NPO・教員の3者で確認しました。
また、活動する上でのそれぞれの役割を確認して活動先NPOと学生、教員で「サービスラーニングプログラム覚書」を取り交わしたうえで活動をスタートさせます。
学生たちはこの打合せの内容をふまえ、企画を再度練り直したり、さらにブラッシュアップするなど、7月後半から9月にかけての地域での活動に向けて準備や学習を深めていきます。

サービスラーニングの詳細については以下のサイトをご覧ください。
2013/5/24(金)知多半島の魅力発見! ―フィールドワークで地域を学びました―
2年生を対象とした「社会福祉特別講義(地域福祉コース)」では、実際に地域に行って、地域の魅力を自分で発見したり、地域福祉に取り組んでいる様々な立場の方の話を聞く「フィールドワークデー」を1日設けています。今期は、5/24(金)のよく晴れた暑い日に実施。この日のために事前指導も受けた100名ほどが、知多半島内の半田、内海、武豊の3コースにそれぞれ分かれ、元気よく出発しました。
半田コースに参加した学生たちは、駅前の複合ビルにある「まちづくりひろば」に集合した後、3つのコースに分かれました。そのうちの1つのグループは、観光協会の方の案内のもと、古い駅舎の残るJR半田駅、酢の博物館のロビー、運河、吉本興業「半田住みます芸人」の基地局をめぐりました。歴史や文化についての話を案内の方から聞いたり、昔の建物が残る商店街や運河をゆっくりと見ながら歩いたことで、伝統的な街並みを残すためにたくさんの工夫がされていることを学びました。まちを盛り上げるために半田に住んでいる芸人など、地域のために活動をしている方々の話を聞き、「様々な職種の人が協力しながら一緒に働いている姿を見て、本当の『まちづくり』を実感しました」という学生も。たくさんの出会いと学びがありました。

◆案内の方の話を聞き、熱心にメモを取る姿が見られました
内海コースを回った学生は、郷土資料館に行って歴史の話を聞いたり、貝塚を見たり、海岸へ行ったりしました。「下宿をしているけど、全然知らない場所が多かったので、これから探検をしようと思います」「近くにこんなに歴史的なものがあったのに驚いた。もっと勉強したい」と楽しそうに話していました。

◆郷土資料館(内海高校移転跡)
◆尾州廻船内海船主の内田佐七家で豪華な天井を見上げる
武豊コースの学生は、味噌の蔵や歴史的建造物、神社などをまわりました。古くから残る建物を見たり、地名の由来を聞き、どのように地域がつくられてきたかを学んだことで、「これらの資源を活かしていくためにはどうすればいいのかを考えてみたいです。地域の子どもたちにも伝えていくべきだし、建造物や資料館もきちんと整備して、地域の活性化にもつなげたい」と意気込んでいました。

◆実際に味噌の蔵に入って説明を聞いたり、山車が入った蔵などをまわりました
今回のフィールドワークで、「街並みや建物だけでなく、人やモノなどそこに存在するものすべてが“地域”をつくっていると感じた」という発見や、「まず自分が地域を知ることが大切。それから、その地域の良さや課題について一緒に考えていきたい」という想いをそれぞれの学生が持ち帰りました。今回感じた「地域を知るってすごく楽しい」を、これからの地域福祉の学びにも活かしていきます。
2013/4/21(日)〜23日(火)2013年度 社会福祉学部新入生の「春季セミナー」を実施しました
新入生を対象にした、学部伝統行事である【春季セミナー(宿泊企画)】を、1泊2日の行程で4月21日出発と4月22日出発の2班に分けて実施しました。この春セミは、社会福祉学部における導入教育の一環として、①教員・学生との交流を宿泊という共有体験を持つことにより、クラス内外の仲間作りを行う。②新入生が学生生活の目標や取り組みたいことを見つける機会を与える。ことを目的としています。
お昼に美浜キャンパスに集合。バスに乗って三河湾の絶景で有名な西浦温泉のホテル「たつき」に行き、2日間のプログラムが実施されました。
1日目の午後は<ゼミの時間>として、通常の1年生ゼミ(総合演習)の第3回目の位置づけです。ゼミのOB/OGを招いたクラス、ビデオを見て話しあうクラス、大きなホテルの館内ツアーをしながらバリアフリー度をチェックするクラス、さらには、海辺を散歩するクラス、とクラスの個性が出ていました。
夕食後は、上級生アシスタントと教職員が準備した<全体企画>です。
(1)車いす企画(ヤマハ発動機様ご協力)→ 車イスは、簡易電動車いす・電動アシスト車いす・手動車いす、計6台のレースコースの合計タイムを競う。
(2)カプラ企画(ブロック創作)→ 時間内に、定められたピース数のカプラを組み立て、「高さ」と「長さ」を競う。
(3)紙飛行機企画 → 紙飛行機を相手のゴールめがけて投げ、ゴール内に入った紙飛行機のポイント数を競う。自陣のゴール前で飛来する飛行機をうちわで迎撃してもOK

この3つの企画を通じ、チームワーク、チームマネージメント、遂行能力等の育成を目指しました。
全体企画後は<自由時間>です。ゼミによっては徹夜して、仲間・教員と語り合ったところもあるようです。
2日目は、<昼食づくり>で【レンガでカマドを組み、火を起こし、食事(BBQ)、後片付け】をしました。

昼過ぎにホテルを発ち、途中「刈谷ハイウェイオアシス」に立ち寄り少し休憩です。お土産を買ったり、有名なソフトクリームを頬張る教員や学生もいました。もちろん、バス内での爆睡もありです。
2日間の春季セミナー終了後、どのクラスも、出発前と比べて一気に打ち解けた雰囲気に変わっているのがはっきりとわかりました。同時に、新入生の表情から、「これからどんな学生生活にしていこうか」と期待でいっぱいの様子が伺えました。