TEACHERS
教育・文化・福祉・心理・医学・社会・経営──。
スポーツを取り巻くさまざまな分野の専門研究者が、
あなたのあらゆる興味・関心に応えます。
FUJITA Motoaki
藤田 紀昭
ARAI Hiroshi
新井 博
ARAKI Masanobu
荒木 雅信
SHIRAISHI Tatsuo
白石 龍生
HORAI Hideyuki
洞井 秀之
MITSUI Toshihito
三井 利仁
YAMANE Maki
山根 真紀
YOSHIDA Norihisa
吉田 文久
YOSHIOKA Takayuki
吉岡 隆之
ANDO Kayoko
安藤 佳代子
ITO Yoshihito
伊藤 嘉人
OMIYA Tomoko
大宮 とも子
KODAMA Yu
兒玉 友
SUMIDA Ken
住田 健
SOGABE Shunsuke
曽我部 敦介
MATSUDA Yuji
松田 有司
YAMAMOTO Shinji
山本 真史
MIZUNO Kazuyo
水野 和代
KAI Kumiyo
甲斐 久実代
YAMAMOTO Kazue
山本 和恵
スポーツ科学部の教育課程に関する連携協力や、
一般学生へのスポーツ実践プログラムの提供など
あなたの学びを強力バックアップ!
スポーツ生理学
スポーツ科学部 教授
西村 直記
努力家のアスリートが陥りやすいトラブルの一つにオーバートレーニングがありますが、最近の研究ではオーバートレーニングに陥りやすい遺伝子型があることがわかってきました。また遺伝子を調べることでその人の筋線維組成が、持久力が必要な種目に向く遅筋型か、瞬発力が必要な種目に向く速筋型かがわかるようになっています。私のゼミでは、DNA採取キットを使って学生の遺伝子を調べる実験を計画しています。その結果、「ずっと短距離走に励んできたのに、実は長距離走向きだった」といった意外な事実が判明しても、悲観する必要はありません。筋線維組成はトレーニングによって変えられるという研究報告もあるのですから。このようにスポーツ生理学は、スポーツをすることで人間の体はどう変化するかを研究する学問です。学んだ成果は、自分の身体に合ったトレーニングメニューづくりや、安全で効果的なスポーツ指導に生かすことができます。
スポーツ哲学
スポーツ科学部 准教授
竹村 瑞穂
「ドーピングは悪いこと」と、誰もが考えます。では「なぜ悪いの?」と問われたら、あなたは答えられますか。ルールで禁じられているから? では、禁じる理由は何でしょう。不公平だから? それならドーピングを肯定するルールを作れば公平になるのでは? ――こう考えていくと、「ドーピングは悪い」という当たり前の意見も、その根拠は決して簡単ではないことがわかります。私が担当する「スポーツ哲学」は、スポーツを題材にして物事の本質について考える講義です。オリンピック種目でもある新体操はスポーツですが、運動量で引けを取らないバレエや身体性が発揮されるピアノ演奏をスポーツと考える人は多くありません。一方、2024年のパリ五輪では“eスポーツ(オンラインゲーム)”が正式種目になる可能性があります。スポーツとは何か、そもそもスポーツに本質はあるのだろうか、ともに考えながら、論理的な思考力や対話力を養ってほしいと思います。