学部長メッセージ

藤田 紀昭

FUJITA Motoaki

 今を生きる人にとってスポーツは、息をしたり、食事をしたりするのと同じくらい大切なものです。コロナウィルス感染拡大下の大変な状況にあっても運動は禁止されることなく、奨励されました。それは人間が生きるためにとても重要なことだからです。
 ただ、スポーツは健康だけが目的ではありません。アスリートにとってスポーツをすることは自己実現の場そのものです。スポーツで仲間との絆を作ったり、からだを動かすことで気持ちよくなったり、住んでいる街がスポーツで元気になったりします。
 スポーツは子どもから大人まで、障害のある人もない人も、女性も男性もすべての人の人生を輝かせる力を持っています。
 本学部のミッションは全ての人の人生をスポーツで輝かせる。そういう力を持った人を養成することです。そのために、トップアスリートを支援できるようにするための授業。スポーツする人の心を強くしたり、支えたりするための授業。地域や職場でスポーツする人を増やしたり、そのための環境を整えられるようになるための授業。テレビやネットでスポーツのすばらしさを伝えられるようになるための授業。そして、体育の先生や特別支援学校の先生になるための授業など多彩な授業が準備されています。
 授業は教室での講義の他、実技や実験、様々な現場での実習、学生が自分でスポーツイベントを企画・運営する授業などがあります。これらを通じて身につけた力はスポーツの現場だけでなく、どのような仕事についても生かせる実践力となります。
 さらに、本学部では、障害者スポーツに関する深い知識や詳しい情報、指導方法を身につけることができます。他のスポーツ系学部にはないユニークな点です。運動経験が少なかったり、からだの動きに制限があったりする障害のある人を指導できるようになるということは、それだけにとどまらず、運動の苦手な人や高齢者にも上手にスポーツを指導できることに繋がります。全ての人の人生を輝かせるために、これからのスポーツ指導者に欠かせない能力を身につけることができるわけです。
 さあ皆さん、日本福祉大学スポーツ科学部で新しい時代のスポーツ指導者、支援者、スポーツイノベーター(変革者)を目指してみませんか?

日本福祉大学
スポーツ科学部 学部長

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PROFILE

1987年筑波大学大学院修士課程体育研究科修了。1993年から16年間本学教員。その間1998年から1999年までは英国ラフバラ大学客員研究員。2009年から同志社大学スポーツ健康科学部教授。2017年4月より本学スポーツ科学部長として就任。専門は障害者スポーツ。(公財)日本障がい者スポーツ協会技術委員会副委員長、スポーツ庁「オリンピック・パラリンピック教育に関する有識者会議」委員などを務める。博士(社会福祉学)体育学修士。