国際福祉開発学部 お知らせ

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沖縄で「国際フィールドワークⅠ」を実施しました

レポート
2023年02月24日

国際福祉開発学部では1年生全員が「国際フィールドワークⅠ」の授業で、異文化交流、体験学習、英語・日本語によるコミュニケーションの実践を目的に、2月に学外でフィールドワークを実施しています。
新型コロナウイルス感染症拡大のため、数年間はこれまで通りできませんでしたが、今年度は3年ぶりに再開することができました。マレーシア、カンボジア、日本の3研修を実施しました。

今回は日本研修について紹介します。
日本研修では外国人留学生を中心に30人が2月13日(月)~17日(金)に沖縄県を訪れ、平和・文化学習と民泊を行いました。

中部国際空港から出発
旧海軍司令部壕

前半はひめゆりの塔平和祈念資料館や旧海軍司令部壕などを訪れ、戦争や米軍との歴史について学びました。沖縄県の過去の歴史を知り、涙を流す学生の姿も見られました。

後半は読谷村で6つの家庭で2泊3日で民泊を行いました。
沖縄から戻った後、各民泊先でどんなことを実施したのかをグループで発表し、振り返りと共有をしました。
サトウキビや紅芋の収穫体験、三線の練習、紅型作り体験、ちんすこうの工場見学や、沖縄の言葉・歴史について学びました。また、受け入れ先の方々と共に郷土料理を作ったり、留学生は母国の料理をふるまったりしました。各家庭が工夫を凝らしたプログラムを用意し、学生らを家族のように迎え入れてくれました。

発表会での学生の感想

  • 最初は緊張したが、民泊の受入先の方や沖縄の人々が温かく接してくれて、人との触れ合いを楽しむことができた。
  • 歴史的な建造物(座喜味城跡等)を見られて貴重な体験になった。
  • 沖縄の文化は東南アジアの影響を受けており、(ベトナムやミャンマーの学生は)出身国との共通点を発見した。母国を懐かしく思い出した。
  • これまで知らなかった沖縄の歴史について学んだ。今の沖縄がある理由を忘れないようにしたい。
  • じいじ、ばあばがいろんな話をしてくれたので、自分も暮らしている場所の魅力や歴史について詳しく知り、人に紹介できるようになりたい。
民泊の入村式
サトウキビ収穫体験
民泊の離村式
民泊実施内容の発表会

2022年度の各国での「国際フィールドワークⅠ」の様子はInstagramでも発信しています。