国際福祉開発学部 お知らせ

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オープンキャンパスで国際福祉開発学部生の学習活動を紹介しました

レポート
2022年05月09日

5月8日に東海キャンパスのオープンキャンパスを行い、約150名が来場しました。在学生による学習活動紹介、World Culture Survival Quizの実施、日本語教師養成課程の紹介を行いました。

国際福祉開発学部ではクオーター制(1年を4つの学期に分けて授業を行うシステム)を導入し、2年生の第4クオーター(11月上旬)から3年生の第1クオーター(5月下旬)までを「アクティブラーニング期間」としています。

この期間はほとんど授業を配置していないことから、国内外で長期的・集中的にフィールドワークやインターンシップ、ボランティア、語学学習など、学生個々の興味・関心に応じて様々な活動に挑戦することができます。それらの活動で「多文化コミュニケーション力」、「ファシリテーション力」、「問題発見解決力」を養います。
このアクティブラーニング期間や、その他の学生生活の中で行った学習とその成果について在学生が発表しました。

4年生 坂下瑞萌さん
愛知県豊田市にある公益財団法人オイスカの中部日本研修センターで行った有償インターンシップについて紹介しました。同センターでは外国人に農業技術習得に向けた指導等を行っています。インターンシップを通して農業の大変さを知り、農家の方々の努力のおかげで今の豊かな生活が成り立っていることを実感しました。また、インターンシップ生向けではなく、職員と同じ仕事に従事させてもらうことで、職業観を育みました。

3年生 山本彩加さん
アクティブラーニング期間にオンライン短期留学、町議会議員の下でのインターンシップ、英検準1級合格に向けた勉強、公務員試験勉強など、様々な学習に取り組みました。特に障害者(児)の家族支援に関心を持ち、現場の需要と公的機関の供給とのギャップを知ることを目的に、11月上旬から3月末の5ヶ月間、NPO法人が運営する発達障害をもつ児童の福祉施設でボランティアを行いました。行政担当者へのヒアリングも行いました。活動を通して、障害児の保護者の支援ではなく、兄弟姉妹の支援の必要性を感じたため、今後はNPO法人で兄弟姉妹向け支援プログラムの企画に携わっていきます。将来は公務員を目指しています。

2年生 劉悦彤さん(中国出身)、モーモーウーさん(ミャンマー出身)、ギリ・バビナさん(ネパール)
東海キャンパスは駅から近く、図書館、学食などの施設が充実していること、グループでの学習機会が多いこと、日本語能力試験のN1合格に向けた学習支援プログラムがあることなど、留学生の学生生活について紹介しました。日本人学生がわかりやすい日本語でわからないことを教えてくれ、友達の輪も広がりました。

写真:緑のユニフォームTシャツを着て発表をする女学生
写真:緑のユニフォームTシャツを着てプロジェクターで発表をする学生たち
写真:緑のユニフォームTシャツを着て発表をする学生たち
写真:緑のユニフォームTシャツを着て発表をする学生たち

World Culture Survival QuizではGary講師と2年生が進行を務め、「ケチャップ」の言葉の語源やタガログ語はどの国の言語かといったクイズを出し、参加者と在学生が協力して回答しました。

写真:日本語教師養成課程の様子
写真:日本語教師養成課程の様子

日本語教師養成課程の紹介では、日本語教師になるための方法から、想定される勤務先、日本語を教える対象者などの概要から、本学部で課程修了を目指すために履修する言語、教授法、社会・文化科目について紹介しました。
同課程で学ぶ学生は、東海キャンパスは留学生との交流が多いため、日本語教える実践の場になっていると話しました。また、韓国やブラジルの大学の日本語学習者とオンラインで交流を行うなど、様々な実践の場も用意されています。

遠方からの参加者もおり、在学生に熱心に質問する姿がうかがえました。