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名称 |
吉田冬葉の句碑 |
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所在地 |
半田市東郷町2-41 常楽寺境内 宝庫横 |
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区分 |
句碑 |
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詠者 |
吉田冬葉 |
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揮毫者 |
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建立者 |
筒井功 |
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創立年月日 |
昭和40年8月30日 |
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高さ |
180cm |
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幅 |
63cm |
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材質 |
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碑文 |
夏の月や無値（むげ）の寶の珠数ひとつ |
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意味・出典 |
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由来 |
吉田冬葉（1892-1956）は、「獺祭（だっさい）」を創刊、旅行好きで奥の細道行脚を試みた俳人である。大正末期の俳壇にあって独自の句風をみせた。昭和12年6月に俳友と知多新四国八十八ヵ所巡礼の旅に出、同人であった半田市東本町の筒井氏に案内を頼み、21番札所常楽寺を訪れた。その時、大本堂再興基金の寄進者に分けるために作られたじゅずを記念に贈られ、冬葉はその感慨をこの句に詠んだ。無値（むげ）とははかりしれない価値をいう仏教用語である。後に、この句を知った当時の住職が仏法の真髄を詠ったこの句を後世に残したいと筒井氏に相談したが、その時は実現に至らず。ようやく冬葉十回忌の年に亡き住職の願いを受けて建立したものである。 宝庫の黒板塀と白塗の壁に良く調和したこの句碑の意味をじっくりと味わいたい。 |
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参考文献 |
愛知の文学碑p220全国文学碑総覧p565市誌・町史新修下p57知多五十景p68 |
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備考 |
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交通 |