FACULTIES

FACULTIES 子どもの生活を支え、自分自身も大切にできる人に。

学生インタビュー

教育・心理学部 心理学科
発達・福祉ユニット

就職先:社会福祉法人武蔵野会 武蔵野児童学園(児童養護施設)
可児 麗夏さん

2023年3月卒業
岐阜県/岐阜女子高等学校 出身
吉野真紀ゼミ

●入学をめざしたきっかけは?
昔から他者の感情に気づきやすかったことから、心理学に興味を持つようになりました。日本福祉大学は福祉の視点で心理学を学べるところや、公認心理師・臨床心理士資格取得のサポートが充実しているところに魅力を感じました。

●ゼミでの学びや卒業研究について教えてください。
ゼミでは箱庭や絵を使った非言語の心理療法を学び、自己・他己理解の手法に関心が高まりました。卒業研究では、自分自身を思いやることを意味する「セルフコンパッション」の程度と、対人関係の満足度について、130人にアンケートを実施。統計解析ソフトを使って、自分への思いやりと他者への思いやりの相関関係を分析しました。私の仮説とは一部異なる結果が出たものの、この分野への学びを深める意欲につながったと感じます。

●卒業後の目標は?
「子ども家庭福祉論」で児童養護施設の役割や実態を学んだ際、複雑な事情を抱えた子どもを支える施設職員の仕事に関心を持ち、進路に選びました。大学での経験を活かし、すべての子どもたちが安心して暮らせる環境づくりに務めます。また、常に他者を思いやることを忘れず、同時に自分のことも大切にできる人でありたいと思います。


●高校生へのメッセージを!
心理学科は興味関心に応じてユニットを選び、学びを深めていくことができるのが魅力です。まだ将来就きたい職業が定まらない人も、4年間の授業や経験を通じて目標が見つけることができますよ。

MY LEARNING STAGES

1年次 身近な例から人の心の科学的な見方を学ぶ。
「心理学概論」では、たとえば「血液型と性格に因果関係はあるのか」といった身近なテーマから心理学の基礎に触れ、人の心を科学的に見る方法を学んでいきました。また、語学にも関心があったので、英語や中国語などの授業にも力を入れました。

2年次 卒業研究にも活きる研究手法を習得した。
「心理学実験」では、さまざまな専門分野を持つ先生方から、多種多様な心理学の実験手法を学びました。特に印象に残っているのはSD法による実験。質問項目に対し「そう思う」「ややそう思う」など多段階の選択肢から対象者に答えてもらい、回答者の傾向を分析します。自分自身の結果と他者を比較・考察することでさまざまな発見があり、心理学のおもしろさを体感しました。

3・4年次 誰もが安心して日常生活を送るために。
大学生活で困りごとがある人や助けが必要な人を支援する「学修支援サポート」のメンバーとして、学生の居場所づくりや下級生のための試験対策講座など多彩な企画を実施しました。3年次後期にはリーダーを務め、メンバーの意見をまとめながらよりよい活動となるよう工夫を重ねる中で、就職先で子どもたちが安心して過ごせる環境づくりを考える際に必要となる視点を得られたと感じます。

日本福祉大学 入学広報課

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