FACULTIES

FACULTIES 子どもたちの抱える問題にいち早く気づける心理職をめざす。

学生インタビュー

教育・心理学部 心理学科
臨床心理ユニット

進学先:日本福祉大学大学院 社会福祉学研究科 心理臨床専攻
杉原 美咲さん

2023年3月卒業
愛知県/聖霊高等学校 出身
吉野真紀ゼミ

●入学をめざしたきっかけは?
高校時代に保健室の先生に話を聞いてもらい、自分の気持ちと向き合う機会がありました。その際に人のこころに関心を持ち、医療や教育の場で活躍する公認心理師をめざすようになりました。日本福祉大学には医療福祉に関わる幅広い学部・学科やボランティアサークルがあり、自分の学科を越えて多様な学びに触れられる点に魅力を感じて入学しました。

●ゼミでの学びや卒業研究について教えてください。
大学での学びを通して、自分の気持ちに気づくというのは実は簡単ではないことを知りました。そこで、体験的心理療法を学べるゼミに所属し、箱庭療法やゲシュタルト療法、表現アートセラピーなどを体験しながら、自分の気持ちに気づくためのさまざまなアプローチを学びました。卒業研究では、大学生男女の痩身願望(痩せたいという気持ち)について、新型コロナウイルスが流行した社会状況との関連性も踏まえた調査を実施し、その要因などを探りました。

●卒業後の目標は?
心に問題を抱えた子どもがいても、周囲の大人や本人がその状況に気づかず、医師や心理職につながれないという事例が数多くあります。こうした状況にいち早く気づき適切な支援ができるように、大学院では学びをさらに深めたいと考えています。公認心理師の資格取得をめざすとともに、臨床の場に必要なスキルを身につけていきます。


●高校生へのメッセージを!
自分のやりたいことを自分のペースでできる大学だと感じます。やりたいことがまだ決まっていない人も、大学生活の中でじっくりと考えて進むことができます。先生方の専門分野はさまざまなので、ぜひ幅広い学びに触れ、「おもしろい!」と感じたことについては深く学んでいってほしいと思います。

MY LEARNING STAGES

1年次 他学部の学生とともに余暇支援を実践。
障害のある方の余暇支援を行うサークル「いるかの教室」で、レクリエーションや季節のイベントなどの企画を考え実践しました。所属メンバーは社会福祉学部の学生が多く、心理学科とは異なる支援の考え方に触れることで視野が広がりました。

2・3年次 子どもと向き合う経験がさらなる意欲に。
不登校などの子どもが通うフリースクールで、子どもたちの話し相手・理解者としての役割を担う「メンタルフレンド」を務めました。さまざまな問題を抱える子への接し方を考える中で、助けを必要とする人に気づき適切な支援を行うことの大切さを実感し、公認心理師をめざす思いが強まりました。実習では病院や教育現場を見学し、組織の中での心理職の役割や多職種連携のあり方について理解を深めました。

4年次 大学院合格に向けて着実に準備を進めた。
卒業研究を進めると同時に、大学院受験に向けて研究計画書の作成や試験勉強に追われる毎日でした。この時期に身につけた、計画性を持ってコツコツと取り組む力を、進学後・就職後も活かしたいと思います。

日本福祉大学 入学広報課

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