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心理学科
教育・心理学部

心理学科

「臨床心理」「発達・福祉」「応用・社会」の3つのユニット制。幅広い心理学の学習と演習による実践的な授業で、医療・保健・福祉をはじめ、多様な場で活躍できる専門家を養成。心理分野の国家資格「公認心理師」にも対応したカリキュラムを編成しています。

入学定員
100名
キャンパス
美浜キャンパス

変化を続ける社会で人々の「心」を見つめ、
多様な分野で活躍できる心理学の専門家を養成。

教育の特色

基礎心理学と研究手法を早期に修得。

大学での専門的な学びへ展開できるように、講義や演習の学習方法やレポートの書き方などを学ぶ「総合演習Ⅰ・Ⅱ」、心理学の基礎となる「心理学概論」「心理学研究法」を1年次に履修。人間の心の理解を深めながら、実験・観察・調査・面接といった心理学の研究手法を早い段階で修得し、3年次以降の専門的な学びにつなげます。

3つのユニットで専門性を効率よく学ぶ。

幅広い心理学の学習と充実した演習を基盤として、3つのユニットでそれぞれの専門性を効率よく学ぶカリキュラムを編成。多様化・複雑化する社会のなかで、各分野で心理学の専門性を発揮し、社会に貢献できるプロフェッショナルを養成します。

本学大学院進学で公認心理師・臨床心理士をめざす。

本学は修了すると実務経験なしで公認心理師・臨床心理士受験資格が取得できる大学院を併設しています。本学科の学生が毎年進学しており、成績優秀者を対象とした学内選抜入試も実施しています。心理学の高度専門職をめざす学生のために、進学サポート体制も充実しています。

カリキュラム

充実した演習の積み重ねで心理学の確かな理解へ。

心理学科では全員が履修する少人数制の演習(ゼミナール)を各学年に設置。1年次の総合演習で大学での学習の基礎を知ることから始まり、4年次の卒業研究につながる専門演習まで着実に進めていきます。さらに、それぞれの学びの目標・ユニットに応じた複数の演習科目も配置(下記演習科目)。幅広く充実した演習科目を積み重ねていくことで心理学の学びを確かなものにします。

4年間の流れ

  • 1年次

    総合演習Ⅰ・Ⅱ

    社会・人間・子どもに関する問題を取り上げ、心理学の観点から主体的に考察を深めます。

  • 2年次

    心理学基礎演習

    心理学に関連する各種論文を講読・議論することを通して、心理学の幅広さやアプローチの多様性について、理解を深めます。

    • 心理支援演習
    • 心理データ処理演習
    • 心理学実験
    • 心理学応用実験

    心理学発展演習

    受講者自らが心理尺度を構成する演習を通して量的調査の基本知識と技法を学ぶとともに、論文執筆のための基礎的スキルを習得します。

    • 臨床心理学演習
    • コミュニケーションスキル演習Ⅰ
  • 3・4年次

    心理学専門演習Ⅰ

    卒業研究をおこなうゼミナールを選択し、担当教員のもとで卒業研究のための専門的な学習を深めます。

    • 臨床面接法演習
    • ビジネス心理学演習
    • 心理アセスメント演習
    • 心理学研究法演習

    心理学専門演習Ⅱ

    担当教員の指導のもと、自分の関心に応じて研究テーマを定め、各種の研究方法に基づき卒業研究を行います。

  • ユニットを選択し専門の学びを追究する。

    心理学科の最大の特徴であるユニット制。ユニットとは“心理学を自分の将来にどう活かすか”に対応した学びのルート(科目の選択パターン)のことです。4年間を通して幅広く心理学を学びつつ、2年生からは「臨床心理ユニット」「発達・福祉ユニット」「応用・社会ユニット」の3つのユニットから、自分自身がめざす心理学の活かし方を選び、より深い学修・研究に取り組みます。世界でも類を見ないほどの超少子高齢社会を迎える日本において、社会はめまぐるしく変化し、人の心を見つめる心理学が求められる領域が広がっています。そこで心理学科では、社会の多様な領域で心理学を活かせるプロフェッショナルの養成を目標にユニット制の学びを推進していきます。

Pick Up 講義

ユニット企画

心理学の面白さや奥深さを体験するとともに、ユニット選択の参考として3ユニットそれぞれが開催。心理学を活用した進路についても取り上げているため幅広い視点から自分の将来について考える機会になっています。応用・社会ユニットでは「コミュニケーションスキル演習Ⅰ・Ⅱ」の導入として情報伝達ゲームを実施。学生はイラストや図形を言葉だけで説明することの難しさを実感し、情報を正確に伝え合えるコミュニケーションの方法について関心を高めていました。

資格取得

  • 取得可能な資格

    • 認定心理士
    • 認定心理士(心理調査)
    • 初級障がい者スポーツ指導員
    • 社会福祉主事任用資格
    • 児童指導員任用資格
    • 児童心理司任用資格
  • 卒業後に実務経験が必要な資格

    • 児童福祉司任用資格※1

    「公認心理師」に対応

    (学士課程基礎要件)※2

    2018年9月に第1回試験が実施された、心理職の国家資格です。心理の専門家として病院・クリニック、学校(スクールカウンセラー)、公務員(法務教官、家庭裁判所調査官など)、企業の相談室などの職場が想定されます。

※1) 卒業後、指定施設において1年以上の実務経験が必要となります。

※2) 指定科目の成績が学内基準に達していない場合、所定の科目を履修できない場合があります。また定員(45名)を超えた場合は学内選考が行われます。

進路

  • 主な就職先

    【公務員】法務省、愛知県、富山県、宮崎県、静岡県警察本部、東京都特別区、名古屋市、半田市、掛川市、郡上市 【公共団体】長野県信用組合、奈良県農業協同組合、生活協同組合コープあいち、生活協同組合コープぎふ 【企業】日本郵政株式会社、株式会社八神製作所、住友生命保険相互会社、株式会社スギ薬局、株式会社ニチイ学館、中央出版株式会社、トヨタカローラ東海株式会社、サカイ創建グループ、株式会社バローホールディングス、株式会社キャリアデザインセンター、名鉄観光サービス株式会社 【福祉施設】社会福祉法人昭徳会、社会福祉法人愛光園、社会福祉法人サン・ビジョン、社会福祉法人二葉保育園

  • 大学院

    日本福祉大学大学院、名古屋大学大学院、上越教育大学大学院、名古屋市立大学大学院、作新学院大学大学院、鈴鹿医療科学大学大学院、愛知学院大学大学院

心理学科 専任教員一覧

2022年4月現在 ※今後、変更になる場合があります。

小川 しおり 児童精神医学、精神医学一般
清源 友香奈 臨床心理学(表現芸術療法・体験過程療法)
小平 英志 教育心理学,人格心理学
瀬地山 葉矢 臨床心理学
土井 裕貴 臨床心理学
中村 信次 認知科学、実験心理学
早川 すみ江 臨床心理学
堀 美和子 臨床心理学
矢崎 裕美子 社会心理学,教育心理学
山口 智子 臨床心理学
吉野 真紀 臨床心理学
吉原 智恵子 社会心理学

ゼミ紹介

小川しおりゼミ

人々の心の育ちを研究し、心身の強さ・柔軟さを身につける。

児童期・青年期の発達と心の理解がテーマ。児童期・青年期の心の育ちに影響を与える要因と支援の模索をします。具体的には、不登校児および家族の相談支援、学校や職場のメンタルヘルス向上、虐待や不適切養育の予防につながる活動をおこないます。ゼミは、学び方を学び、発見や探究の楽しさを実感できる素晴らしい経験ができる場所。ゼミで学びを通じた感動体験を得ることで、「学び続ける人間」を育てます。卒業研究を計画段階から発表までやり遂げることにも力点を置き、ゼミ活動を実施しています。

学生・卒業生VOICE

学生VOICE

教育・心理学部 3年
山田 やまだ 朋佳 ともか さん 鹿児島県 大島高等学校出身

非行少年たちを支援できる心理師を目指して。

たまたま周りに心の病を患う人や非行に走る人がいて、彼らと接するたびに、「どうしてだろう」と、彼らの心の奥を知りたくなりました。そうして今は、司法・犯罪領域で活躍する心理師(矯正心理専門職)を目指し、勉強中です。この大学ではふくしの視点と心理学の視点、両面から学ぶことができるので、自分の知識がどんどん増えていく感覚があります。また、先生方の実体験も刺激的! ふくしに精通した心理師として活躍し、誰かの成長を促せる人間になっていきたいです。

進学決定者VOICE

日本福祉大学大学院 社会福祉学研究科

2022年3月卒業
川端 かわばた 和嗣 かずし さん 福井県 敦賀高等学校出身

心理学のプロとしての夢を具体化できた大学4年間。

公認心理師の資格取得のため、大学院へ進学します。資格取得後は、就労支援施設の心理相談員になりたいと考えています。きっかけは、3年次の心理実習Ⅱ。そこではさまざまなクライエントの状況を知ることができ、自分も彼らを支えたいという気持ちが高まりました。当事者を取り巻く環境やこれまで歩んできた人生など、幅広い視点でクライエントを支援できるようになれば、その先に、きっと今よりも良い未来が待っていると信じています。

就職決定者VOICE

豊橋市役所

2022年3月卒業
吉田 よしだ 美里 みさと さん 愛知県 豊橋東高等学校出身

ふくしの姿勢と心理学の知識を、
行政の最前線で活かしたい。

1年次の社会福祉論の授業が強く印象に残っています。その授業には「どんな意見に対しても否定しない」というルールがありました。どんな意見に対しても「なるほど、そういう考えもあるんだね」と言う。それが、なんだかふくしの真理のような気がして、とても印象的です。このように「相手を受け入れるふくしの姿勢」は、どんな分野でも役立つと思います。この姿勢に加えて、心理学の専門知識を活かして、多様性を認め合える社会の創造に力を注いでいきたいです。

卒業生VOICE

一宮児童相談センター

2018年3月卒業
山岸 やまぎし あおい さん 長野県 長野市立長野高等学校出身

どんな状況だって、
一緒に頑張っていきたいと思う。

一宮の児童相談センターで、児童心理司として働いています。大学での学びを通じて、「あなたのために」という考え方は、「施してあげる」という意味合いが含まれていて、少しおこがましいんじゃないかと感じるようになりました。そして、今では「せっかく出会えたんだから、一緒に頑張っていこう」という気持ちで子どもたちと接しています。その中で、少しでも子どもの状況が改善していったときが何よりのしあわせ。これからも、子どもたちと共に前進し続けていきます。