FACULTIES

FACULTIES 特別支援学校高等部を卒業した青年たちの学ぶ機会を考察。

学生インタビュー

教育・心理学部 学校教育学科
特別支援教育モデル

就職先:名古屋市教育委員会(特別支援学校)
安達 あゆみさん

2023年3月卒業
愛知県/大同大学大同高等学校 出身
伊藤修毅ゼミ

●入学をめざしたきっかけは?
特別支援学校の教員をめざしていたため、必要な免許状が取得できる上、福祉についても学べることに魅力を感じて、日本福祉大学を選びました。

●ゼミでの学びや卒業研究について教えてください。
伊藤ゼミのテーマは「障害のある子どもや青年の教育・福祉・労働」です。卒業研究は、知的障害のある青年たちの高等部卒業後の学習機会について、「特別支援学校専攻科」に焦点を当てて考察しました。知的障害のある人が高等部卒業後に進学して学ぶ道は、現在は十分保証されていません。また、障害のある人が働ける環境が整っていない、地域で生活することが難しいなど、障害のある人の教育・労働・生活の権利が保障されていないことは、解決すべき社会課題だと思っています。

●卒業後の目標は?
生まれ育った名古屋市で特別支援学校教員として働きます。大学で学んだ知識や技能をそのまま使うだけでなく、障害のある子どもたちに寄り添った指導・支援を考えるヒントとして活かすことのできる教員をめざします。


●高校生へのメッセージを!
福祉の視点は、どんな分野においても大切なものだと感じます。その意味で、教育と福祉を一緒に学ぶことのできる点は日本福祉大学の学校教育学科の大きな強みだと思っています。教員をめざしている人、障害のある子どもたちの支援に関心があるすべての人は、ぜひこの学科で学んでください。

MY LEARNING STAGES

1・2年次 成長に合わせた支援を現場で学ぶ。
小学校の特別支援教室で、子どもたちの学習や生活を支援するボランティアに参加。4年間続けることで、子どもたちの成長に合わせた支援方法や言葉のかけ方を現場で学びました。2年次からは特別支援教育の専門科目がスタート。中でも初期の重要科目「特別支援教育論」はしっかりと学び、特別支援教育の歴史と現状、直面する課題を理解しました。

3年次 万全の準備をして臨んだ教育実習で…
小学校での教育実習に備え、3年次前期には各教科の模擬授業を繰り返し行いました。授業の流れを頭に入れて実習に臨んだつもりでしたが、実際の授業では板書に手間取ったり、困っている子への対応が必要だったりと想定外の出来事も多く、現場でしか得られない気づきがたくさんありました。

4年次 子どもたちの発達に応じた指導・支援を。
前年の実習経験を活かして臨んだ特別支援学校高等部での実習。子どもたちの様子やその場の状況に応じ、落ち着いて行動できるようになったと感じました。小学部・中学部・高等部それぞれに教室の雰囲気や授業の進め方が異なることがわかり、子どもの発達に応じた指導・支援ができるよう、さらに学ばなくてはと気持ちを新たにしました。

日本福祉大学 入学広報課

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