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心理臨床学科 SPECIAL CONTENTS

心理臨床学科 SPECIAL CONTENTS
新しくなった教育システム

基礎心理+3つのユニットで
多様な進路をめざそう。

情報技術の進歩は私たちの生活を日々刻々と変化させています。また、日本は世界でも類を見ないほどの超少子高齢社会を迎えています。激しく変化する現代社会で、人のこころを見つめる心理学が求められる領域は広がり続けています。心理臨床学科ではこうした時代の要請に応えて、こころの問題を抱える人を支援する保健医療・福祉・産業などの分野を中心に、社会の幅広い領域で心理学を活かすことのできるプロフェッショナルを育てます。そのため2019年4月からは3ユニット制を導入し、進路に応じた専門性を育てる教育を行います。

基礎心理

心理学の基礎理論を幅広く学び、
心理学の研究手法を身につける。

目で見ることのできない人のこころを研究するために、心理学ではさまざまな研究手法を使います。特に基礎心理の領域では、各ユニットに共通する心理学の基礎知識、心理学実験法、および実験で得たデータの処理・分析手法を身につけます。

  • 臨床心理ユニット

    生きづらさを抱える
    人々への心理的支援を学ぶ。

    臨床心理学の専門的な学習により、生きづらさを抱える人への心理的支援の理論と実践を深く学びます。「心理療法論」や「神経症と心身症」などを通じてこころの問題を理解し、「臨床心理学演習」や「心理アセスメント演習」などにより具体的な支援方法を身につけます。

    目標とする進路

    • 公認心理師や臨床心理士をめざして大学院に進学。
    • 公務員として家庭裁判所・少年鑑別所・児童相談所などへ。
  • 発達・福祉ユニット

    子どもから高齢者までの
    発達に寄り添う。

    発達心理学・福祉心理学・臨床心理学の学びをもとに、発達上の問題を抱える人々、不登校をはじめとした支援を必要とする子どもたち、障害児者、高齢者、およびその家族への支援法を身につけ、福祉施設などで活躍できるプロフェッショナルを育成します。

    目標とする進路

    • 児童養護施設をはじめとする福祉施設へ。
    • 大学院進学や公務員をめざすことも可能です。
  • 応用・社会ユニット

    自分の幸せと他人の幸せを
    心理学で追求する。

    自己理解や他人との関係についての学びを深めることで、社会の中でよりよく生きていく方法を追求します。心理学を通し、タフなこころ、他者理解の能力や対人関係のスキル、そして冷静な分析能力を身につけることがこのユニットの目標です。

    目標とする進路

    • 一般企業の営業・人事部門などで幅広く活躍。
    • シンクタンク(ビッグデータ等の解析担当者)や研究機関などへ。

公認心理師

心理分野の国家資格「公認心理師」に
完全対応したカリキュラムを編成。

  • 公認心理師の職場は

    病院・クリニック、学校(スクールカウンセラー)、公務員(法務教官、家庭裁判所調査官、児童相談所、保健所)、児童福祉施設、企業の相談室などが想定されます。

  • 公認心理師を取得するには

    国家試験受験資格の要件は、①心理系大学で指定科目を修得し大学院で指定科目を修得するか、②心理系大学で指定科目を修得し、特定の施設で一定期間の実務経験を積むことが基本です。

  • 公認心理師とは

    心理職の国家資格「公認心理師」は、心理学の専門知識や技術を使って支援を行う専門家を認定するもので、2018年9月に第1回の国家試験が実施される予定です。

心理臨床学科の対応

厚生労働省が定める指定科目を4年間で履修できるようカリキュラムを編成します。※また本学大学院・社会福祉学研究科心理臨床専攻でも対応準備を進めています。

※指定科目の成績が学内基準に達していない場合、所定の科目を履修できない場合があります。また定員を超えた場合は学内選考が行われます。

教員による担当科目の紹介

心理学をもっと知りたいあなたへ。

困難を抱えた人のために、
そして自分の未来を切り拓くために、
心理学を学ぶあなたを教員が支えます。

心理学の研究方法を
体験的に身につける。

心理学の研究に、実験や調査は欠かせません。仮説を立てて、その仮説が支持されるか否かを検証するため、実際にデータを集めて分析します。皆さんは朝食にどのくらいの時間をかけていますか? おそらく、大体の見当はつきますよね? それは毎日のデータ収集の成果です。この演習授業では、どのように実験計画を立て、どのようにデータを収集し分析するか、そしてどのようにレポートにまとめるかという一連の研究の流れを体験的に学びます。不思議な知覚現象などを題材にしながら、心理学の研究の基礎を習得していきます。

基礎心理
心理学実験

心理臨床学科 准教授

吉原 智恵子

専門分野:社会心理学

話すとこころが動くって、
こういうことなんだ。

重いきもちを誰かに話すと、すうっとこころが落ち着き、きもちが晴れてくることがあります。「言っても仕方ない」と思っても声に出してみると次の景色が見えてくる…、ということを私自身が心理臨床の訓練を通して体験し、その実感を頼りに心理療法を行っています。しかし、ただ話せばよいのではありません。「臨床面接法演習」では、“話す側”と“聴く側”の両方を体験し、どんなふうに話せると自分のこころがほっとするのか、どんなふうに聴けると相手のこころは動くのか、を専門的に学びます。こころつながる対話をぜひ体験してください。

臨床心理ユニット
臨床面接法演習

心理臨床学科 准教授

吉野 真紀

専門分野:臨床心理学

医療機関や児童福祉施設での
実践的な学び。

「心理実習」は医療機関や児童福祉施設などの現場に実際に出かけていき、心理的な支援に必要な知識や技術などを学ぶ授業です。将来、公認心理師・スクールカウンセラー・公務員などの心理専門職に就きたい! 友だちの悩みを今より上手に聴けるようになりたい! と思っている皆さん。たとえそれが、今はまだ漠然とした憧れや希望であったとしても、実習を通して心理的な支援の具体的なイメージをつかみ、心理専門職としての姿勢や仕事について理解することができれば、その憧れや希望の、さらにその先のかたちが見えてくるかもしれません。

発達・福祉ユニット
心理実習

心理臨床学科 准教授

瀬地山 葉矢

専門分野:臨床心理学

ゲームを楽しみながら
対人スキルを磨く。

話が続かず気まずくなったとき、説明が人に伝わらないとき、グループで人間関係のトラブルが起こったときなど、「もっと私のコミュニケーションが上手だったら!」と思うことはありませんか。「コミュニケーションスキル演習Ⅰ・Ⅱ」では、心理学の理論を応用し実践することで、一歩進んだコミュニケーションのスキルを獲得します。ソーシャル・スキル・トレーニングに基づくコミュニケーションゲームを通して、楽しみながらスキルアップをめざします。何かと対人ストレスが話題となる現代、きっと社会に出てから役に立つはずです。

応用・社会ユニット
コミュニケーションスキル演習Ⅰ・Ⅱ

心理臨床学科 准教授

小平 英志

専門分野:教育心理学、人格心理学