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福祉工学科トピックス

健康科学部
福祉工学科トピックス

発想と技術、そして、
人への想いを形にする。
福祉工学科2専修のものづくりの魅力。

情報工学専修

  • 現実を超える“現実”をつくる。

    AR・VRコンテンツの開発を学び、
    多様な活用方法を探究。

    現実の世界に情報を付け加えるAR(拡張現実)や、人工的につくり出した世界を現実として知覚させるVR(仮想現実)は、観光プロモーションやフィットネスにも利用されており、リハビリテーションなどの医療分野でも活用が期待されています。「プログラミング演習」や「情報工学実験」では、統合型ゲームエンジン「Unity」を使ったコンテンツ開発を学び、AR・VRの活用の可能性を探ります。

  • 一人ひとりにピッタリ合う形を。

    情報ネットワークを活用し、
    誰もがものづくりに参加する。

    「リハビリテーション工学」や「CAD演習」では、3D CADと3Dプリンターを使い、一人ひとりの身体状況などの“個別性”を重視した福祉用具の開発に取り組みます。ネットワーク技術を活用して電子データを共有することで、世界中の誰もが形にすることができ、使う人に合わせてカスタマイズすることも可能になります。(右の写真は、指先が思うように動かせない人のためのストローホルダーを製作するゼミ風景)

  • 画面タッチで意思を伝える。

    タブレットが障害者の
    コミュニケーションボードに。

    「医療システム開発演習」では、情報技術を活用した機器やアプリの開発を行います。学生が開発したのは、意思を伝えることが困難な重度障害者のためのコミュニケーションアプリ。タブレットに表示されたシンボルや写真をタッチすると、「自分のしたいこと」、「好み」、「聞きたい音楽」などのメッセージを伝えることができます。実際に本人に試してもらいながら改良を重ねていくという、実践的な演習や研究です。

  • スクワットで脚の筋肉はどう動く?

    モーションキャプチャーと
    筋電センサーで筋活動を視覚化。

    「生体情報とバイオメカニクス」では、モーションキャプチャーと筋電センサーを使った筋活動の解析方法と、医療への活用方法を学びます。センサーを取り付けた身体の部位を動かすと3Dの筋骨格モデルと筋電図の波形で視覚的に表現され、どの筋肉にどれくらいの力が働いているのかを確認できます。リハビリテーション医療と連携しながら、疾患ごとの解析方法を開発する研究も行っています。

建築バリアフリー専修

図面から“空間”が立ち上がる。

授業やゼミで建築模型づくり。学外コンペへの挑戦も。

建築バリアフリー専修で学ぶ学生は、2年次の専門科目で、“建築家に挑む”という課題に取り組みます。有名建築家の作品を学生がリノベーションし、図面と建築模型を制作する課題です。さらにその後も、ゼミの課題や自発的なコンペへの参加などを通じ、さまざまな設計図面や建築模型を制作します。この作業により学生は、建築家が作品に込めた技術と思想を学び取るとともに、建築を立体的に把握する力を養います。

  • A.フィッシャー邸

    ルイス・カーン設計による、石積みの地下室の上に建てられた2つの立方体が交わる住宅。2棟を分離して構造を観察できる模型。

  • B.House N

    藤本壮介設計による、多数の窓を持つ3つの箱が入れ子状に重なった住宅。模型は屋根を取り外して特異な構造を見わたせるよう工夫した。

  • C.森にかえる賃貸住宅

    学生による学外設計コンペ応募作品。普通の集合住宅は3階建や5階建のように重なっていくが、ひとつひとつの住戸をすべて地上に配置し、隣人同士がつながる新しいコミュニティの形を提案した。

  • D.前川國男邸の改修案

    前川國男設計による自邸。戦時下に造られた木造モダニズム建築の傑作。模型ではロフトの拡張や書斎の増設など、独自に間取りを改修した。

生命の森を活かす力を。

ビオトープ計画施工演習で雑木林の管理能力を養う。

半田キャンパスの南東に広がる雑木林に分け入ってみると、手作りのベンチやテーブルが見つかります。これは、環境建築コースの「ビオトープ計画施工演習」を受講する学生たちの作品。雑木林を放置すると特定の樹種だけが生い茂り、植物の多様性が損なわれたり人が入れなくなったりするため、適切な管理が必要です。この授業では、雑木林の管理計画を立て、樹木伐採や下草処理などを半年間にわたって行いながら管理能力を養います。ベンチなどの作品は伐採した樹木を利用して人々が自然に親しめるように設置したものです。