›
 ›
 ›
専門科目

専門科目

専門科目の7領域をバランスよく学ぶ

看護学部では1年次から専門科目がスタートします。
あらゆる看護の基盤となる基礎看護学に始まり、4年間をかけて7つの専門領域を体系的に学んでいきます。

基礎看護学

“看護とは何か” について、歴史を顧み、看護理論を問い、社会の最新情報も尋ね、考えを深めます。そして、看護の対象がより健やかにその人らしく生きるための課題や問題の見出し方、より良い解決に必要な看護について、基本的な知識・技術と態度を、体験を積み重ねながら学習します。こうして、看護実践の基盤となる基本的理念・倫理を確実に学び、生涯を通して積極的に学び続ける姿勢と看護職者としての基盤を培います。

成人看護学

人生の中で最も長い時期を過ごす“おとな(成人)” とその家族に対する看護を学びます。実習期間も他の専門領域よりも長く、対象となる成人やその家族と接しながら確実なコミュニケーション能力を身につけます。また、成人を取り巻く生活と健康を維持するためのしくみを理解し、看護援助に必要な理論を学びます。健康問題に応じた治療を受ける対象者の回復と、生活の再構成・再構築に必要な基礎的な看護援助方法を演習や実習を通して修得します。

老年看護学

老年期の発達段階を理解し、加齢による身体的・精神的特徴や高齢者を取り巻く社会動向について学びます。また日常生活の働きが低下した高齢者の生活の質を高めるための看護実践に必要な理論・知識・技術を修得します。2年次の実習では、デイサービスにおいて対象者の人生の出来事や思い出を聞き取り、その人らしさを知ることで対象者への理解や尊厳を学びます。3・4年次の実習では、高齢者と家族のおかれた状況をふまえながら、具体的な援助方法を学びます。

小児看護学

小児看護学は、出生から約20年間の子どもと家族の健康を中心に学びます。小児看護学の大きな特徴は、発達段階によって子ども自身でできることが異なり、日々変化していくことにあります。まず、子どもの身体と心の発達について学び、健康な子どもとのコミュニケーションを体験学習します。同様に、子どもに特有な病気やその治療、子どもへの援助をその発達に合わせて工夫し、子どもにとっての健康や病気を子ども自身がとらえ、対処していけるよう援助します。

母性看護学

女性・母子・家族の健やかな一生を支えるケアを探求し、健康の保持・増進について幅広い観点から学習します。疾病論から概論・方法論へと学びを積み重ね、実習では妊婦・産婦・出産後の母子を対象として、身体的・精神的・社会的変化と生活への適応について実践能力を養います。リプロダクティブヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康・権利)の考え方をもとに、女性と家族の健康支援に関する看護の役割について学びを深めます。

精神看護学

「対人関係的な看護過程」の土台を築くため、まず患者と看護者の関係を理解します。目に見えない対人間の相互作用を理解するには、起きている現象について主体的に考え見据える力が必要です。目の前にいる不安を抱えた対象者に対してコミュニケーションスキルを用い、辛さ・不安・葛藤に寄り添って対応するには、自分の経験に加え、専門知識が欠かせません。このような看護実践の土台を、講義・演習・実習を通して学びます。

地域看護学

地域看護学領域は、「在宅看護論」と「公衆衛生看護学」の2学問で構成されています。「在宅看護論」は、自宅や施設などの生活の場で療養する人、障害がありながら地域で生活する人とその家族への看護を学びます。乳幼児から高齢者までの幅広い対象者の生活の質の向上をめざします。「公衆衛生看護学」は、個人・家族/集団・組織を対象に、幅広い世代、多様な健康レベルに応じた、行政・企業・学校などで展開される看護を学びます。