日本福祉大学教職課程センター

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はじめに

大学で学ぶことと求められる教師像

 今日の日本の学校教育は、民主的な社会を維持・発展させ、個々人が豊かな生活と文化を享受することを実現してきましたが、他方、競争社会の下で、不登校、校内暴力、「学級崩壊」現象などの深刻な問題にぶつかっています。わが国も批准した国連「子どもの権利条約」の思想や、憲法・教育基本法の理念からみても、学校教育は時の変化に応じて抜本的な「改革」が求められているといわざるを得ません。
 このようななかで、少人数授業や「総合的な学習の時間」の導入などさまざまな教育改革が進められています。また、環境問題や国際化・情報社会の課題、人口・エネルギー問題など「地球や人類の在り方」を自らの問題として考えることのできる教師、時代の変化を的確に認識し、多様な価値観や課題を子どもたちと共有できる専門的力量を有した教師が、あるべき教師像として求められてきています。
 このような折であるだけに、本学の教職課程で学んだ人たちが学校教育の現場で活躍することの必要性がますます高まっていますし、期待されてもいるのです。教職を志望する学生は、子どもたちの「学ぶ喜び」や「自分づくり」を適切に指導・援助できる専門的な力量を、4年間でしっかり身につけてもらいたいと考えています。未来を担う子どもたちを育てる夢のある仕事、教職を目指す皆さんの一層の奮起と努力を期待しています。

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