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中国・煙台幼児師範高等専門学校と学術協力・交流に関する協定を締結しました
お知らせ
2025年05月23日

5月15日、本学美浜キャンパスで煙台幼児師範高等専門学校と学術協力・交流に関する協定を締結しました。
協定締結に先立ち、丸山悟理事長は、「中国の教育方針である、徳・智・体・美・労のバランスの取れた発展を目指し、学生の総合的な素養を育まれていらっしゃることに、深く感銘を受けています。特に、将来を担う学生たちの相互交流は、異文化理解を深め、国際的な視野を広げる貴重な機会となるでしょう。また、教職員の相互訪問は、それぞれの教育方法や研究活動における新たな発見や刺激をもたらし、両校の教育の質的向上に繋がるものと信じております。」と挨拶しました。
続いて、原田正樹学長は、「次の世代の育成のため、今回の協定を結ぶことができ、とてもうれしく思います。日中ともに、社会福祉の分野では問題を抱えています。双方の教育・研究の交流を通して、社会課題の解決と学生の育成を行っていきたい」と挨拶しました。

蔡润圃煙台幼児師範学校書記は、「中国:日本と中国は隣国で歴史的に協力関係を持っていましたし、文化的にも近い部分があると考えています。日本福祉大学は子ども教育に力を入れている大学だと聞いておりますし、本校として学ぶべき点も多くあります。今回の協定によって、双方の国の優れた知識や姿勢を学ぶ制度の確立を模索し、社会問題を解決できる人材の育成につなげていきたいと思います。」とご挨拶いただきました。
主な協定内容
- 双方は友好協力と平等互恵の原則に基づいて、協力関係を結ぶ。
- 双方は文化教育交流活動及び学生、教職員間の相互訪問を実施する。
- 双方は、相互互恵の原則に基づき、必要と可能の範囲内で、共通に関心を寄せている学問分野の共同研究や、双方の学術交流を促進するための教職員の相互訪問を行う。
≪煙台幼児師範高等専門学校について≫
設置:1930年、形態:公立、所在地:中国・山東省
学生数:約5,800名
概要:1930年、山東省立第二農村師範学校の創立から名称変更や他の師範学校との合併を経て現在の形となりました。2020 年には山東省人民政府から全日制普通高等専門学校として認可が下りました。産教融合を積極的に展開することが特徴で、特に国際交流協力を強化して学校を運営しています。