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スポーツ科学部・健康科学部・社会福祉学部の3学部の学生が「2024みんなの運動会」をサポート

レポート
2024年12月19日

2024年12月15日(日)、愛知県半田市の瀧上工業雁宿ホールにて、知多半島内の障害児・者およびそのご家族が主催する「2024みんなの運動会」が開催され、本学のスポーツ科学部、健康科学部福祉工学科情報工学専修※、社会福祉学部の学生が運営や競技のサポートを行いました。

  • 健康科学部福祉工学科情報工学専修は2025年4月より工学部工学科情報工学専修に改組

今回の運動会では、3学部の学生がそれぞれの学びを活かし、障害の有無を問わず楽しめる場を実現しました。

スポーツ科学部

安藤ゼミに所属する学生は、ゼミ活動の一環で、競技の企画・運営を主導し、障害児・者のご家族やご本人と事前の競技試技や練習会も実施。「親子でボッチャ」や「車椅子ムカデ競走」など、誰もが参加できるユニークなプログラムを考案しました。

健康科学部福祉工学科情報工学専修

支援技術研究室(渡辺研究室)に所属する学生は、障害の特性に配慮した自助具の準備や技術支援を担当。3Dプリンターを用いた器具作成や得点集計アプリの開発を行い、競技のスムーズな進行を支えました。

社会福祉学部

社会福祉学部からは有志の学生が参加し、当事者や家族のサポート役として運営全般を支え、参加者が安心して競技を楽しめる環境づくりに努めました。

本イベントでは、障害の有無を問わず誰もが参加できる競技を揃え、地域社会の多様性を尊重しました。「親子でボッチャ」は通常のボッチャのルールではなく、ボールが入った場所により得点できるよう変更、キンボールについても運動会で馴染みの深い「大玉転がし」の要素を入れるアレンジをすることで、学生も参加者と一緒に競技を楽しみ、会場全体に一体感が生まれました。そして、最終種目の「みんなでダンス」では全員がチームの垣根を越えて一緒に踊り、笑顔があふれるフィナーレとなりました。

新型コロナウイルス感染症の影響で多くの学校行事が中止となり、特に障害を持つ方々が参加できる機会が限られていた現状を受け、ご依頼に応える形で進められた今回の運動会は、全ての方が楽しめる新たな運動会の形を提示しました。学生たちはそれぞれの専門知識を活かし、社会課題に向き合いながら企画・運営を行うことで、学びを地域社会へ還元しました。
「Well-being for ALL」という大学の理念のもと、今後も学生と地域が一体となり、多様性を尊重した社会づくりに貢献していきます。