『こども家庭ソーシャルワーカー』は、こども家庭庁が管轄する認定資格です。「児童福祉法等の一部を改正する法律（令和4年法律第66号）」（令和4年6月8日成立・令和6年4月1日施行）に基づいて創設され、本年から現職者に対する認定資格研修がスタートします。

本資格は、一定の実務経験のある有資格者や現任者が、こども家庭福祉に関わるソーシャルワークを学ぶことで、こども家庭福祉実務者の専門性向上を目的としており、取得に際しては一般社団法人日本ソーシャルワークセンターの認定を受けた研修を受講し、資格認定試験に合格後、資格登録が必要となります。児童相談所の児童福祉司や、市区町村こども家庭センターの統括支援員などの任用要件の１つとしても位置付けられています。

6月26日、こども家庭ソーシャルワーカー認定資格研修実施機関に認定されました。本学では、現職者教育の拠点『FUKUSHI ACADEMY』が資格取得に必要となる「指定研修」、「追加研修」、「ソーシャルワーク研修」の3つの研修の全てを開講します。
所持している資格や実務経験によって受講研修ルートは4つに分かれており、東京と名古屋を拠点に研修を行います。講師陣には、小児科専門医、小児看護専門看護師、弁護士、社会福祉、精神保健福祉、学校教育、各分野のエキスパートを迎え、オンラインと対面のつながりを重視した授業構成となっています。

6月15日に開催したトークイベントでは、本学の河尻恵教授と野尻紀恵教授が本資格に求められる専門性や魅力について、それぞれの専門的な視点を踏まえてお話ししています。事後配信を行いますので下記のサイトをご確認ください。

• FUKU＋ すべての人へ、学びをプラス。
• オンライントークイベントアーカイブ配信