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公益財団法人日本数学検定協会と共同研究開始セレモニーを執り行いました

レポート
2024年05月08日
写真左:日本数学検定協会の髙田忍理事長 写真右:藤田紀昭 スポーツ科学部教授

冒頭、大学を代表して藤田紀昭 スポーツ科学部教授より、
「昨年より、日本数学検定協会のみなさまにはお世話になっており、既に協力してきた経験もある中、共同研究開始のセレモニーを迎えることができ、とてもうれしく感じています。
当初は数学とスポーツの連携は難しいと感じておりましたが、打ち合わせを重ねる中で、新しい価値を創造すること、身体を使いながら学ぶことはおもしろい取り組みだと感じるようになりました。コロナ禍により対面で接する機会が減り、コミュニケーションが苦手な子どもたちも増えつつあるので、この共同研究が役立つことを願っています」
と共同研究に期待することや想いについて話しました。

藤田紀昭 スポーツ科学部教授

続いて、日本数学検定協会の髙田忍理事長から、
「当協会では、さまざまな立場を有する人たちに対する、算数・数学の学習支援に取り組んできました。この取り組みをさらに進めていくには、他分野との連携が必須であると考えています。
昨今では、従来のSTEAM教育にSportsの”S”を加えた、STEAMS(スティームス) 教育がこれからの時代を生きぬくために必要だといわれています。こうしたことからも、藤田教授が取り組まれている、誰もが参加可能なスポーツを新たにつくる活動と、当協会の学習数学研究所が考える、数学的活動を組み合わせることにより、新たな価値を創造し、子どもたちが時代を生きぬく力を育成することに加え、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンについての課題解決に寄与していきたいと思います」
とお話しいただきました。

日本数学検定協会の髙田忍理事長

研究テーマ:「スポーツをつくる活動および数学的活動を基軸とした学習プログラムの構築と実践」

共同研究概要:「誰もが参加可能なスポーツをつくる活動」と「数学的活動」を融合させた学習プログラムの構築と実践およびスポーツと数学の関連性についての調査研究を進める。また、学校等における「スポーツと数学」を基軸とした学習カリキュラム等の検討も進めていく。