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(本学協賛)「木之下晃メモリアル 公募写真展・寿齢讃歌」 東海市芸術劇場で開催

レポート
2024年01月26日

1月26日(金)より、東海市芸術劇場で「木之下晃メモリアル 公募写真展『寿齢讃歌』」が始まりました。【~2月12日(月・祝)迄】
東海市芸術劇場での初回は2016年で今年は第8回。知多半島在住・在勤の24名の方々からの応募作品が、2Fアートスペースに展示されています。

被写体の皆様は、全て80歳以上の“人生のマエストロ”。
日常生活の何気ない一コマがカメラに収められ、そこに映る表情や動き、背景から“マエストロ”の皆さんの生活や、凝縮された人生を感じとることができます。

また、ある作品では被写体としても登場された方が、ご自身も作品を応募されているケースが数件あります。モデルでもあり、現役のカメラマンでもあるー80歳を超えてもアクティブシニアでいらっしゃる証の作品とも言えます。

ここ数年毎年応募いただいている作品では、見る側にとってもおなじみとなったモデルの“おばあちゃん”にも、また再び出会うことができます。“東海市の寿齢讃歌おなじみのおばあちゃん”と感じられるようになっているのも、回を重ねてならではのことです。

公募写真展「寿齢讃歌」

※クリックで拡大します

80歳以上の方々を被写体とした公募写真展「寿齢讃歌」は、音楽写真家 故木之下晃氏の「カメラを向けることで、お年寄りにもっともっと輝いてもらいたい、笑顔で元気に長生きをしてもらいたい...」との想いから立ち上がった企画です。
人生経験豊かな高齢者が魅せる奥深い表情、愛に満ちた笑顔・・・誰にでもある日常のひとコマをカメラでおさめた、人生のマエストロたちの写真展です。


お年寄りが元気でいる秘訣は、いつも周りの人たちが温かく関心をもってあげることだと思います。 人から注目されることは、幾つになっても嬉しいことです。

 

90年代、きんさんぎんさんという 100 歳を越えた双子のお婆さん姉妹がテレビで話題になりました。そして今、ぎんさんの娘の四姉妹が 90 歳を越え、同じようにカメラを向けられることで益々元気になって行く様子を見ながら、改めてカメラが持つ不思議な力を感じています。

 

カメラは“元気の薬”だと思います。

 

これは身近なお年寄りも同じことです。写真を撮りながら、長寿を称え、そしてその写真を次世代に 残して行きたいと思っています。

 

“寿齢讃歌”はそうした願いを持っています。


写真家・元日本福祉大学客員教授 木之下晃

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