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(本学協賛)東海市芸術劇場「寿齢讃歌」講評会が開催されました

レポート
2023年12月19日

2024年1月26日(金)から東海市芸術劇場で『木之下晃メモリアル2024 公募写真展 寿齢讃歌』が開催されます。

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開催に先立ち12月15日(金)、東海市芸術劇場4Fギャラリーで、講評会が行われました。  

 応募された24名からの作品に対し、写真家 英 伸三氏と木之下貴子氏(木之下晃アーカイヴズ)が、一つ一つコメントをしていきました。


 英先生は、写真の構図や色具合などの技術的なことから、被写体の動きの捉え方やタイトルの付け方など、「もっとこうしたらこの作品は良くなる」と多岐にわたって講評。数点を提出されて、最終的にどれがいいのかと悩まれていた方に対しては、「こちらの方が、被写体の表情も、全体の構図もいいですね。」と英先生のアドバイスで出展作品が決定。

 また、撮影された方と被写体になった方双方が出席されていた作品に対して英先生は、「被写体の方のカメラの持ち方は、さすがカメラをやってみえる方の持ち方で、今にも撮影しようという姿が良く捉えられています。」木之下さんは「父は、‘写真は記録でもある‘と良く言っていました。この日のお天気や、その時その場の一瞬の情景が切り取られていますね。」

 最後に、全ての作品をどの順番で展示していくのかを、英先生が各作品を見比べながら構成していきました。順番を入れ替えながら、構成を煮詰めていく英先生。作業を見ていた方々は「一点一点それだけの作品を見ることと、こうして各写真を組み合わせての全体展示では、また、写真の雰囲気も違いますね。」と、感想を述べあっていました。

(英先生を囲んで、出席された皆様)

 全ての写真を見終わった木之下貴子さんは「今回は、今まで以上に東海市ならではの寿齢讃歌の写真展となり、開催が楽しみですね。」「父(木之下晃氏)は、寿齢讃歌を『写真で高齢者を元気にする。文化を伝える。』というコンセプトで始めました。多様な場面で活動される都市型のお元気な高齢者の姿が生き生きと表現されていて、回を重ねてこその特徴を感じます。」「撮影もされ、被写体にもなられるという、皆さんの元気なパワーが、多くの方々に届くといいなと思いました。」と感想を述べられていました。