学園・大学案内 お知らせ

トップページ 学園・大学案内 学園・大学案内 お知らせ 若者が東海市で未来を語り、夢を語る~「東海市地域大円卓会議 2023」が開催され、 本学の学生が登壇しました

 

若者が東海市で未来を語り、夢を語る~「東海市地域大円卓会議 2023」が開催され、 本学の学生が登壇しました

レポート
2023年12月18日

2023年11月15日(水)、「東海市地域大円卓会議 2023」が東海市芸術劇場多目的ホールで行われ過去最高となる102名が参加し、今回は東海市長の花田勝重様にもご参加いただきました。この取組みは、多世代が協働して、学び、考え、実行する(細井平洲の教え「学思行」を体現する)市民参加の場として、将来のまちづくりの担い手である学生らや参加者が互いにまちづくりの想いや将来の夢を語り合うことで若者のチャレンジを応援する場になっています。

花田東海市長のご挨拶

9回目となった東海市地域大円卓会議では、本学健康科学部2年生の向田晴妃さん、本学卒業生で株式会社エヌ・エフ・ユー社員(東海キャンパス勤務)のラピアトゥル ヒダヤさんなどプレゼンター(夢を語る人)5名が現在取り組んでいることやその先の夢を発表しました。また、総合司会を鉄鋼戦士トウカイザーとともに本学経済学部4年生の池谷瞳維さんが、進行役を特任教授の千頭先生が務めました。

第1部 夢を語ろう

第1部は、東海樟風高校生、横須賀高校生、星城大学生、日本福祉大学生、社会人1年生の計5名の若者が「自分が実現したい夢」について発表しました。

本学の健康科学部2年の向田さんは、「一人ひとりの生きがいを支える専門職を目指して」というテーマで話をしました。介護福祉士の資格取得を目指した高校時代、患者さんに対し機能面に着目した作業療法士としての関わりを学んでいる大学(現在)の様子ついて紹介したあと、「さまざまなコミュニティで出会う方々を大切にしながら、多くの考え方に触れることで自分自身の考えの幅を広げて、自分の中にあるアイデアをどんどん膨らませていくこと、たくさんの“ふくし”の知識や技術を吸収し、さまざまな視点から思考する力を身に着けていくこと、そして“生きがい”という難しいテーマと向き合うために、強い意欲と好奇心をもって新しいことにどんどん挑戦していくことを心がけていきたい」と今後の夢(抱負)を力強く語ってくれました。

「一人ひとりの生きがいを支える専門職を目指して」
健康科学部2年 向田 晴妃さん
「日本に暮らして感じたこと」
(星城大学4年生 レ ヴ ミン ホアさん)
「2つの国で育った私がみつけた、これからの生き方」
(東海樟風高校3年生 王 奕茹さん)
「私が看護師を志した理由」
(横須賀高校2年生 渡邉 媛七さん)

本学卒業生で、株式会社エヌ・エフ・ユーの社員としてこの4月から東海キャンパスの留学生支援などの業務を行うラピアトゥルさんは、に「東海市地域大円卓会議2020」(当時、本学国際福祉開発学部2年生)にプレゼンターとして登壇し、日本語学校を母国に作り、日本とインドネシアの架け橋になりたいという夢を語りました。今回はその時に語った夢を夢で終わらせないために、「これまでしてきたこと」、そして「これからやろうとしていること」を発表しました。

「夢を、夢で終わらせない。~日本とインドネシアとの架け橋になる~」
(株式会社エヌ・エフ・ユー ラピアトゥル ヒダヤさん)

第2部 夢を支えよう

第2部では、参加者がプレゼンターを囲んで5つのグループに分かれ、夢の実現に向けて語り合いました。本学の社会福祉学部、経済学部、国際福祉開発学部の学生もグループワークの話し合いに参加し積極的に発言する姿が見られました。

第3部 夢を広げよう

第3部では、第2部で話し合いの内容やそこで出された意見で新たに気づいたことなどをグループ毎にファシリテータらとともにプレゼンターがステージで発表しました。

グループでの話し合いの内容を発表す学国際福祉開発学部4年生の山本さん(昨年度のプレゼンター)と経済学部の中野先生

総合司会の経済学部4年池谷さん

ここに至るまでには、東海市の市民活動団体や自治体有志職員、東海市に位置する星城大学や日本福祉大学の有志教職員が実行委員会をつくり、若者を応援する場を創り出してきました。最後に、閉会挨拶をした副実行委員長の本学千頭聡特任教授は「今回は夢の実現に着実に歩みを進めている発表もあり参加者を勇気づけた。」また「結果にいたるプロセスが大切でもある。いろいろな人がいろいろな立場で意見を出し合い参画していくことが持続的なまちづくにつながっていく」とまとめました。

当日の様子