本学では犀川スキーバス事故の教訓を引き継ぎ、学生の皆さんが安心で安全な学生生活を送るために身の回りの危険や安全に対する意識を高め再確認することを目的として、毎年10月の第3木曜日を安全の日と定めて防災訓練等に取り組んできました。
今年度は10月16日（月）から20日（金）を防災・減災啓発週間とし、各キャンパスで防災・減災に係る啓発活動が実施されるほか、学生・教職員の参加による一斉避難訓練が行われます。

10月18日（水）に美浜キャンパスで行われた一斉避難訓練では、緊急地震速報（試験放送）の発報とともに、キャンパス内の学生・教職員はその場でシェイクアウトを実施。その後、緊急参集した学園災害対策本部の指示に従い、建物崩壊の危険性を想定して一斉に屋外避難を行いました。
教職員は学生らの避難誘導にあたるとともに、各所に設けられた緊急避難場所で安否確認に取り組みました。また、学園災害対策本部では、事前に準備された被害想定に基づき、各キャンパス・学校の被災状況の確認、避難誘導や学外への情報発信等に関する初動対応が確認されました。

その他、防災・減災啓発期間中には、安否確認システムを活用した登録訓練や、防災・減災カードの普及啓発活動、本学の災害支援活動の紹介、美浜キャンパス・避難所レイアウトシミュレーション訓練などが随時実施される予定です。

また、減災連携・支援機構／減災支援教育研究センター共催企画として、10月23日（月）に東海キャンパスで災害時に役立つ「法律」をテーマにした防災講演会が行われる予定です。