半田商工会議所、半田市教育委員会、愛知県立半田商業高等学校、及び日本福祉大学は、令和5年度から、愛知県立半田商業高等学校の全日制課程が「総合ビジネス科」「経理科」「情報処理科」の3学科から「地域ビジネス科」「ITビジネス科」の2学科に改編されたことを機に、教育連携・交流協定を締結しました。
この協定に基づき、4者は連携をいっそう強化し、地域の職業人育成の取り組みを推進していきます。

協定書への署名を終え、先ず半田商工会議所の松石会頭は『企業の成長・発展の礎はひと。この度の連携・交流協定は地域づくり、産業経済の発展において大変意義のあること。』とご挨拶されました。
続いて、半田市教育委員会の鈴川教育長は『キャリア教育において子どもたちが異年齢で繋がっていくのは重要なこと。市が掲げている「しあわせ」というキーワードの下で取り組んでいきたい。』とご挨拶されました。
続いて、半田商業高等学校の林校長が『4者での協定締結はキャリア教育の観点からも大変意義深い。定時制も枠組みに含めていただき感謝している。子どもたちに本物の経験をさせることで地域や社会の課題を解決していく力を養っていきたい。』とご挨拶されました。

これを受け、本学の原田学長は、『本学の建学の精神が大切にしている「万人の福祉」はまさに「しあわせ」であり、この協定の意義と重なる。地域ぐるみの人材育成に大学も関わらせていただき大変ありがたい。』と述べられました。

また、ご臨席いただいた久世半田市長からは、『学校で勉強だけを教える時代ではなく、すべての市民が教育に目を向けるきっかけになる協定だと感じている。大変夢の広がる協定でもある。一緒になって取り組んでいきたい。』とご挨拶をいただきました。

最後に本学の丸山理事長が『4者での連携は大変ユニークで意義あること。Commerce=商業活動は関係性をつくりあげるという点でふくしともリンクし、社会の成長と発展の重要な要素。ぜひプラットフォームを実現したい。』と述べられたあと、出席者全員で活発な意見交換を行い、協定締結式は終了しました。