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『寿齢讃歌-人生のマエストロ-写真展18』 が茅野市美術館で開催されました

レポート
2023年09月29日

 2023年9月9日(土)から9月24日(日)迄、茅野市美術館で本学協賛『寿齢讃歌-人生のマエストロ-写真展18』が開催されました。
 日本の音楽写真家の第1人者 故・木之下晃先生(本学客員教授・卒業生)が、生前ライフワークとして取り組まれた公募写真展「寿齢讃歌」。
 人生重ねた高齢者の日常の一こまの表情を大切に記録し、未来への遺産にしていくことを目的に、茅野市美術館が開館した2006年から始まった、世界的にも非常に珍しい写真展です。

※クリックで拡大します

 今回は、成人となる『18歳』に当たる年ということで、これまでの歩みをふりかえり、写真展の原点を改めて見つめる展覧会として企画されました。過去17回の写真展のなかから85作品が選ばれ、各年度ごとに展示されました。

会場の様子

2016年度第11回の作品からは、故大沢名誉総長の写真が選ばれました

茅野市美術館「寿齢讃歌」アーカイブサイトはこちらから

過去のポスターや写真展を始められた木之下晃先生のメッセージ、この展覧会を支えてくださっている市民サポーターの皆さんの活動の実際などもあわせて紹介されました。

過去のポスター一覧
木之下先生の紹介

展示された木之下先生語録の一部

茅野には元気なお年寄りが多いから、
いわゆる“人生のマエストロ”というのは
おじいさんおばあさんたちだから、
お年寄りを写した展覧会をやろうと思ったのです。

私がこの展覧会を企画したときに、
まずは図録にして必ず残していこうと思ったのです
そして、それがたまっていったときに、
そこにはその時々の日本、日本人が残っているだろうと思ったのです。
「人生のマエストロ」という企画展をやりながら、
日本の分かも残していきたいというふうに思っているんです。

市民サポーターの皆さんの1年間の活動

 また常設展示室では、「第2期収蔵作品展 顔、しぐさー表れる感情Ⅱ」が開催され、茅野市美術館に収められている木之下先生の作品も展示されました。先生自らがプリントされたという「世界の音楽家」のビンテージプリント版は、茅野市美術館だけにある特別な写真です。木之下ブラックの持つ迫力で、往年の音楽家たちの姿が一層輝いていました。

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