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2022年度「公務員育成チャレンジプロジェクト」最終報告会を開催しました

レポート
2023年03月27日

社会福祉学部行政専修では3月7日に「公務員育成チャレンジプロジェクト」の最終報告会を開催しました。公務員育成チャレンジプロジェクトは、自治体が実際に抱える課題について行政専修の1年生たちがグループワークを行いながら解決のアイデアを考えるという企画です。この日の最終報告会では、学生たちに課題を提示した愛知県、東海市、美浜町の公務員の方をお招きして、計7グループが課題に対する政策案を発表しました。

学生たちが取り組んだ課題は以下です。

  • ヤングケアラーへの支援をどうするべきか
  • 施設退所後のケアリーバー(社会的養護経験者)への支援をどうするべきか
  • 児童虐待を未然に防ぐためには何が必要か
  • 行政のデジタル化を進めるためにはどうしたらよいか
  • 地域の防災力を高めるためにはどうしたらよいか
  • 子どもが安心安全に暮らせるために子育て支援・ひとづくりはどうあるべきか
  • 「ゴミ出し」ルールを住民に守ってもらうためにはどうしたらよいか

参加した公務員の方からは「それぞれの課題の背景にある問題は何か、解決が必要な中心的な問題はどこにあるか、に常に関心を向けてほしい。そうした問題を発見することが課題解決の重要な一歩になる」といったコメントや、「1年次から地域の課題について触れ、対策について考えるのは貴重な機会であったと思う。今後の学びに生かしてほしい」といったコメントをいただきました。

これまで行政専修の独自企画として実施していた公務員育成チャレンジプロジェクトは、2023年度から正規科目「政策形成実践特講Ⅰ」としてバージョンアップします。行政専修の学生は今後も、2年次のフィールド実践演習(全員履修科目)や「公務員育成チャレンジプロジェクトプラス」(行政専修独自企画)、3年次の「政策形成実践特講Ⅱ」と、現職の公務員の方々に直接助言をいただきながら政策形成を学んでいくことになります。

写真:「公務員育成チャレンジプロジェクト」最終報告会の様子1
写真:「公務員育成チャレンジプロジェクト」最終報告会の様子2