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法音寺大阪支院で多文化共生についての講演会を開催しました(大阪サテライト)

レポート
2023年03月22日


 3月19日(日)、法音寺大阪支院で檀信徒の皆さんや昭徳会ケアハウス大阪安立の入居者さんを対象に、「日本文化・多文化共生について考える~人々が幸せに生きるために~」と題した講演会を開催しました。講師を務めたのは、日本福祉大学国際福祉開発学部准教授のカースティ祖父江先生(以下、カースティ先生)です。カースティ先生は、日本語、日本語教育、多文化共生などを専門に研究されており、本学の日本語教育センターではセンター長を務めておられます。

 今回の企画は、法音寺大阪支院や昭徳会ケアハウス大阪安立の皆さんと“学び”を通して交流の機会をつくりたいという想いから、本学大阪サテライトが主催となり企画しました。法音寺大阪支院の皆様のご尽力により、当日は約70名の方々にお越しいただき、無事開催することができました。近年は新型コロナウィルス感染症の影響により、観光地である大阪も旅行者の方が減っておりましたが、最近では海外旅行者も戻りつつあります。これからの社会が段々と「多文化」になっていく中で、私たちのコミュニケーションに重要な役割を果たす日本語や日本文化の価値を見つめ直し、「多文化共生」について、学びを深める機会となりました。

 カースティ先生は講演の中で、「多文化共生には、『相手がどのように感じているかを想像する力』、その中で、『自身との共通点を見つける力』が必要である。」とお話しされました。参加された方からは「これからは海外の文化にもふれることが多くなると思うので、今回のお話を思い出して生活に活かしていこうと思います。」、「先生の体験に基づいた心のこもったお話で非常におもしろかったです。」、「多文化共生社会という言葉を初めて知り、そのことの大切さ、様々な可能性とその広がりを知る機会となりました。」といった感想をいただき、とても充実した学びの時間となりました。

写真:映し出される「日本文化・多文化共生について考える~人々が幸せに生きるために~」のプレゼン
写真:講演会の様子1
写真:講演会の様子2