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学生考案のすごろく「にちふくゲーム」を社会福祉法人の方が体験

レポート
2022年12月22日

社会福祉学部の斉藤雅茂教授ゼミで取り組んでいる認知症啓発プロジェクト内で考案されたすごろく「にちふくゲーム(にんちしょうと ちいきで ふくしの くらしゲーム)」について、実際に福祉施設で勤務されている方のご意見をいただくという趣旨で、社会福祉法人昭徳会 特別養護老人ホーム高浜安立荘の職員の方々に体験していただきました。

写真:すごろく「にちふくゲーム」の盤面

このゲームは、中学生や高校生を対象に、大学入学から100歳までの人生の中で、人生で起きるイベントを疑似体験できるボードゲームです。その中で、親が認知症になったり、自分自身も認知症を発症しますが、ボード上には認知症を発症した方との接し方についてのアドバイス等も記載しており、認知症についても理解を深められるように配慮されています。
体験していただいた職員の方からは、「認知症の方の事例をよく表現できている」と評価をいただきました。また「60歳から始めるものもあると高齢者サロンなどでも使えそう」や「表現は難しいが、家族を亡くすなどの出来事があってもよいかも。喪失感から認知症を発症するケースもある」というアドバイスをいただきました。
「今後も多くの人に体験してもらえるような機会をつくっていきながら、認知症に関する理解促進していきたい」と参加した学生は意気込みを語っていました。 

写真:「にちふくゲーム」で実際に遊んでいる様子1
写真:「にちふくゲーム」で実際に遊んでいる様子2

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