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東海市芸術劇場「木之下晃メモリアル・公募写真展『寿齢讃歌』」開催中

レポート
2022年02月28日

2月25日より3月13日(日)迄、東海市芸術劇場で本学協賛「木之下晃メモリアル2022・公募写真展『寿齢讃歌』」が開催されています。

写真:木之下晃メモリアル2022・公募写真展『寿齢讃歌』2月25日金曜日から3月13日日曜日まで

日本の音楽写真家の第1人者 故木之下晃先生(本学客員教授・卒業生)が、生前ライフワークとして取り組まれた公募写真展「寿齢讃歌」。2006年に長野県茅野市美術館で誕生した公募写真展「寿齢讃歌」が、東海市芸術劇場でもはじまったのが2016年。第6回目となる今年、知多半島在住・在勤の21名の方々からの応募作品が、東海市芸術劇場2Fアートスペースに展示されています。被写体の皆様は全て80歳以上のマエストロ。マエストロの人生が凝縮された作品を是非ご覧ください。

写真:写真展の様子
写真:展示されている写真

公募写真展「寿齢讃歌」

80歳以上の方々を被写体とした公募写真展「寿齢讃歌」は、音楽写真家 故・木之下晃氏の「カメラを向けることで、お年寄りにもっともっと輝いてもらいたい、笑顔で元気に長生きをしてもらいたい...」との想いから立ち上がった企画です。
人生経験豊かな高齢者が魅せる奥深い表情、愛に満ちた笑顔・・・誰にでもある日常のひとコマをカメラでおさめた、人生のマエストロたちの写真展です。

お年寄りが元気でいる秘訣は、いつも周りの人たちが温かく関心をもってあげることだと思います。 人から注目されることは、幾つになっても嬉しいことです。
90年代、きんさんぎんさんという 100 歳を越えた双子のお婆さん姉妹がテレビで話題になりまし た。そして今、ぎんさんの娘の四姉妹が 90 歳を越え、同じようにカメラを向けられることで益々元 気になって行く様子を見ながら、改めてカメラが持つ不思議な力を感じています。
カメラは“元気の薬”だと思います。
これは身近なお年寄りも同じことです。写真を撮りながら、長寿を称え、そしてその写真を次世代に 残して行きたいと思っています。
“寿齢讃歌”はそうした願いを持っています。

写真家・元日本福祉大学客員教授 木之下晃

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