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「ふくしAWARD 2021」を開催しました
1月25日(火)に学内プレゼンテーションコンテスト「ふくしAWARD 2020」を開催し、最終審査に残った8作品(英語部門4作品、日本語部門4作品)のプレゼンテーションが行われました。
昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響により、対面授業をはじめ、フィールドワークなどの活動が制限される中ではありましたが、これまでの学修成果や遠隔授業の中で培った取り組み、調査報告など工夫を凝らした作品など、英語部門、日本語部門合わせて46作品もの応募をいただきました。
発表当日は、学生自らがオンライン上に設けられた会場に発表者、審査員、聴衆の学生が参加し、画面共有機能を用いてプレゼンテーションを共有、発表を行いました。 グループで参加している学生は、それぞれの自宅から参加している学生も多く、事前に切り替えのタイミングやスライド送りのタイミングを合わせてスムーズに発表できるように準備したり、オンライン上で一層身振り手振りを大きく、声をはっきりと聞こえるように意識したりといった対面とはまた違った様々な工夫をしてプレゼンテーションに取り組んでいました。
このコンテストでは、日本語部門は日本人教員が、英語部門は英語圏ネイティブの教員が審査員を務め、プレゼンテーションを聞いた上で評価し、受賞作を決めます。各作品の発表後には審査員からの質問もあり、特に英語部門は質疑応答もすべて英語にて行います。
学生たちは質問の意味をよく考え、一言一言に自らの考えや気持ちを乗せて回答していました。
すべての発表が終わった後に各賞を発表し、表彰式を行いました。 英語部門の大賞は、国際福祉開発学部3年ACHINTHA WIJESINGHEさんのグループが発表した「Online to In Person Support - Building a new student support system」、日本語部門は「クラウドファンディングを使った認知症啓発活動を行った結果からの考察」の発表を行った社会福祉学部3年の佐藤 亜美佳さんが大賞、および8作品の中から1つ選出される学長特別賞を受賞しました。
英語部門においては非常にプレゼンテーションに甲乙がつけ難く、最終審査での質疑応答も大きく作用したと審査員がコメントされており、本番での英語力やプレゼンテーションでの学びを自分の言葉で表現することの重要性が示唆されていました。
児玉学長の講評では、「学生自身が大変な中、すべてが素晴らしいプレゼンテーションであり、テーマもふくしAWARDにふさわしい、社会や世界で重要なテーマを選定し、工夫を凝らして発表していた。」ことに触れ、「その甲乙つけ難い作品の中で、受賞した作品は自分たちの取り組みをどのように社会に広めていくかを考え、活動し効果測定をしただけでなく、様々な形で社会に対して活動を取り組まれたことも評価したいと思います。いずれの作品もこの2年間の活動はコロナの影響を大きく受けたと言わざるを得ないですが、コロナ禍においても工夫しながら取り組むことによって、様々な形で大学や社会にアピールする活動を行っていけることを示すことができており、それは同じ大学の仲間への励みにもなると感じます。活動はこれで終わりというわけではなく、これからもいろいろな形で続けてもらうことで、皆さんや大学の成長につながると感じます。」と受賞作品と参加学生にコメントを贈りました。
ふくしAWARDの終わりには、全学教育センター長の佐藤慎一教授より総評があり、「このふくしAWARDにおいては、多くの伝えたいことを5分にまとめて発表するだけでも、皆さんにとって大きな成果をもたらしてくれます。本日の審査で対象や準大賞など、順位的な上下ももちろん大事かもしれませんが、そういうことばかりではなくいうことではなく、お互いのいいところを学びあってほしいと思います。受賞者の発表はまとまりもあるが、学生生活の過ごし方、積み重ね方も現れているかと思います。1年生は初めて参加であったと思いますが、今回の学びを2年生、3年生と活かすことで一歩一歩成長ができるものと考えます。」と、今後の学生への学びへのメッセージが伝えられました。
ふくしAWARDについて
本コンテストは、「地域に根ざし、世界を目ざす『ふくし』の学びを伝えよう!」をテーマに、学生が正課内外の地域活動を通して学んだことや考察したこと、授業の一環や個人の関心により調査したことなどを発表するものです。個人でもグループでも応募可能で、今回は個人2件、グループ5件の発表となりました。また、運営も学生が携わっており、東海キャンパスの学生が司会進行を務め、会場を盛り上げました。
「ふくしAWARD 2020」受賞作品
英語部門
賞 | 作品テーマ | 発表代表者 |
---|---|---|
大賞 | Online to In Person Support - Building a new student support system | 国際福祉開発学部3年 ACHINTHA WIJESINGHE |
準大賞 | Experience of Founding and Involvement in GHORLE YOUTH CLUB | 国際福祉開発学部1年 TANGNAMI MAGAR MOHAN |
奨励賞 | “The Risk of Distracted Smartphone Usage” | スポーツ科学部2年 松浦 雅人 |
入選 | International Collaborative Learning under the New Normal | 国際福祉開発学部1年 川瀬 星来 |
日本語部門
賞 | 作品テーマ | 発表代表者 |
---|---|---|
大賞 | クラウドファンディングを使った認知症啓発活動を行った結果からの考察 | 社会福祉学部3年 佐藤 亜美佳 |
準大賞 | ボランティアのあり方 ~障害のある方とともに考える~ | 社会福祉学部1年 小林 拓翔 |
奨励賞 | 地域と高齢者のつながり -高齢者サロンとその効果について- | 社会福祉学部1年 池田 莉沙那 |
入選 | グラフィックレコーディングでもたらされる効果 | 社会福祉学部1年 渡辺 晃平 |