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「冬はバスボム入りのお風呂で楽しもう!」 経済学部吉田ゼミの学生が、バスボムコンテストを開催しました

レポート
2022年01月26日

経済学部吉田ゼミの学生が、新型コロナウイルス感染症の影響で自粛生活が続く中、身の回りにある材料(重層、クエン酸、片栗粉)を使ったバスボム(入浴剤)づくりを通じて家族でおうち時間を楽しんでもらおうと「オンライン型バスボムコンテスト(※)」を企画・実施しました。

※家庭でバスボムを作り、作品や作っている時の様子を写真や動画に撮影してオープンチャットに投稿する。

このコンテストは、令和3年東海市大学連携まちづくり推進事業の採択事業「バスボムを作ろう!~家族で楽しむおうち時間~」の企画の活動の一つとして取り組んでいるもので、応募作品数は15件。入賞作品は、吉田ゼミの2年生、3年生が全員で投票をして決定しました。作品の出来もさることながら、楽しそうに作っている様子が伝わっているものに多くの票が集まったとのこと。学生は「自分たちにはない子どもの自由な発想の作品が集まり審査していて楽しかった。」と感想を述べていました。

応募者からは、家族で楽しむ貴重な機会となったことへの感謝の声や「作るのも楽しい、バスボム入りのお風呂に入るのも楽しい、2度楽しめた」「来年から始まる理科の授業が楽しみ」といった感想が寄せられました。また、応募作品には、おじいちゃんが栽培した柚子をバスボムの中に入れた作品もあったことなども含め、当初の狙い(バスボムづくりを通して家族の交流を深めたり、ものづくりの楽しさにふれてもらう)通りの結果となったことに、学生自身も達成感が得られ、自信につながる取組となりました。

<入賞作品の数々>
マカロンケーキ
カップリンセス
2層のお花バズボム
アイスクリームバスボム

今回のオンライン型バスボムコンテストの開催は、この事業の集大成でもありますが、この企画を含めた一連の活動経緯について、以下に紹介します。

<これまでの活動内容>

〔8月2日 バスボムの試作〕

バスボム作りを家族交流のツールにしてもらおうと企画の大枠を決めたものの、ゼミ生全員が経験がない中、作り方の手順を共有し、まずはみんなで試作から取り掛かりました。

お手本の材料の比率どおりに調合してもうまく固まらない、食紅を入れすぎて色がどぎつくなってしまったりと苦労の連続。試行錯誤を重ねて、10月30日のバスボム教室に臨みました。

食紅、入れすぎかぁ…。
型から外すのが難しい。
〔10月30日 バスボム教室の開催/太田川駅前の大屋根広場〕

コロナの感染症が少し落ちついた10月下旬、太田川駅前ハロウィンタウンのイベント会場(太田川駅前の大屋根広場)にて、「バスボム教室~大学生と一緒にバスボムを作ろう~新しいタブでPDFを開きます」を開催しました。嬉しくも予想を上回る参加者(約90名)でしたが、密を避けるために事前に準備していた整理券が功を奏し、1時間半先まで予約がいっぱいながら、行列を回避することができました。開催にあたって、東海市農業センターと、東海市の洋ラン農家の麗香園、加古園芸様にラン(シャリーベイビーなど)とハーブ(ゼラニウム、タイムなど)を提供していただくなど、地域の方との交流も深めました。

写真:「このランは農業センター様に提唱していただきました。」と書かれた紙と、横に飾られたランの花
写真:イベント会場の様子
写真:子どもたちが親とイベントを楽しむ様子

整理券を配布して8クールに分けて実施。係ごとの動きやシフトの計画づくりも初体験

〔募集チラシの作成・配布 11月26日~〕

募集のチラシ新しいタブでPDFを開きますを作成し、近隣の保育園や幼稚園、児童館や学童保育に配布しました。また、作り方のお手本動画「おうち時間に革命を‼~バスボムの作り方~新しいタブで開きます」を作成し、YouTubeに公開しました。

〔どんでん広場でバスボムキット配布とコンテストの宣伝 12月4日、5日〕

吉田ゼミのもう1つプロジェクト(東海市地産地消応援プロジェクト)が開催した地域の方に向けたイベントに訪れた市民や子どもたちに、チラシとバスボム作りに必要な材料と作り方の説明書新しいタブでPDFを開きますを袋詰めしたバスボムキットを配り、コンテストの主旨を説明と参加の呼びかけを行いました。

写真:チラシを配り、活動を紹介する学生
写真:子どもに風船を渡す学生

活動を紹介する学生。 「小さいから応募はできないけど風船が欲しいの。」「はい、どうぞ」

写真:説明書と材料キットを手渡す学生
写真:説明書と材料キットを手渡す学生

作り方の説明書と基本材料のキットを手渡す学生。「自分でいろいろ工夫して応募してね。」