看護学部 地域連携ポリシー

 日本福祉大学看護学部は、開学当初より、地域の看護の質の向上に寄与するために、地域社会の保健・医療・福祉に対して真摯に対応できる看護専門職を育成している。また、それを実践するために開学時から看護実践研究センターを開設して、広く地域における看護実践活動・看護研究活動を支援している。本学部の特徴を活かしつつ、地域との連携を推進する。

基本方針

  • 看護学部は、看護専門職の人材育成として、地域社会の中で必要な保健・医療・福祉に関わる専門職者の看護の質の向上に寄与することを目指し、地域の協力を得て看護学部の活動および地域貢献活動を持続的に推進する。
  • 国連 SDGs のうち、特に SDGs 3(健康確保と福祉促進) , SDGs 4(教育・学習の保障), SDGs5(ジェンダー平等), SDGs 16(平和と公正さの構築), SDGs 17(パートナーシップ活性化)の達成に向けて研究・教育を進めていく。

教育

  • 地域志向科目として設定している基礎ゼミナールⅡ(必修科目)・看護師資格取得の必修科目・保健師資格取得の選択科目、全学教育センターの選択科目を学ぶことで、地域に関心を持ち、地域課題を理解し、その解決に向けて貢献できる「ふくし・マイスター」の養成に継続的に取り組む。
  • 特に、多職種連携論(必修科目)、多職種連携実践論(選択科目)、チーム医療連携演習(選択科目)の展開では、学部内外や地域の医療施設の協力を得ながら、地域連携教育や多職種連携教育の充実を図る。

研究

  • 地域志向を持つ看護専門職の人材育成をする上での根拠を得るとともに、高齢者の健康づくり・介護予防、あらゆる家族への支援、性暴力に関する被害者支援、防災減災など、地域に還元するための研究を行う。

社会貢献

  • 地域ニーズに応じて、看護実践研究センターを中心として、社会貢献活動を行う。